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捨てるところのないサスティナブルなコーヒーの魅力 飲み物編 [カスカラ推し]

(過去ブログの記事を移植しています)

前の記事でコーヒー豆は果物の種なんですよーって話をしましたが、実はコーヒーは豆だけじゃなくて、実や花をハーブティーみたいにして飲むこともできます。カフェイン含有量はコーヒーより低く、大量のポリフェノールを含んでおり健康効果にも注目されています。

記事のサムネイルは家で作ったカスカラトニック(カスカラ シロップ×トニック×ライム)個人的にはあと数年でカスカラやギシルが流行るんじゃないかなーとか勝手に思ってます。

コーヒーの実

Dry Coffee Cherry/ Good Coffee Farms


コーヒーの実(コーヒー チェリー)の果肉を乾燥させたものをカスカラと言います。これをハーブティーのように淹れてカスカラティーにしたり、ジャムやシロップにしてソーダで割ったりします。僕は大好きなんですが日本では扱っているところが少ないのが残念なところです。

チェリーやアセロラ、ハイビスカスをイメージさせる酸味と甘さがあっておいしいんですよ。あ、でもコーヒーチェリーの糖度に依存するのでまずいやつはめっちゃまずいらしいです。

GOOD COFFEE FARMSというグアテマラの生産者団体があり、そこのカスカラの糖度が高くてめちゃめちゃ美味しかったんです。

カスカラシロップは「海の向こうコーヒー」さんから発売されているものが美味しくてオススメです。レモネードにしたり、トニックウォーター、炭酸などで割るのがオススメ。ピンクのオシャレカフェドリンクがおうちで簡単にできちゃいます。

また、イエメン発祥の飲み物で、カスカラにシナモンやクローブなどのスパイスを入れて煮出す”ギシル(Qishr)”があります。

こちらはコーヒーでも紅茶でもない、不思議な飲み物です。これも飲めるところ少ないですね、、僕は沖縄セラードコーヒーさんでいただきました。
どこかのお店で見つけたらぜひトライしてみてください!

コーヒーの花

コーヒーの花もハーブティーみたいにして飲めます。

僕は現物に触れたことはないのですが、花自体はジャスミンのような香りでいい匂いらしく、花のお茶もジャスミンティーぽいらしいです。是非飲んでみたい!関西でおいしいコーヒー花茶が飲めるお店があったら教えてください!!

コーヒーの葉

コーヒーノキの葉っぱは乾燥させてお茶にすることができます。見た目は色の薄い煎茶。こちらも沖縄で生鮮市場の試飲でいただきました。僕が飲んだものに関していうと、味はまぁ普通かなぁ。青臭いとかはなく、クセもあまりないです。

選択肢は少ないですが、ネットでも国産のものが手に入ります。沖縄のお土産屋さんでもちょくちょく見かけました。

カフェイン含有量はかなり少なく、1杯(160ml)で7mgとかなので、煎茶や紅茶の半分以下ですね。酸化力が高いそうですので健康にも良さそうです。

気になるドリンクはありましたか?

ギシルみたいに上記の材料を何かと混ぜて”カクテル”や”ブレンドティー”にするのもありですね。

ぜひお気に入りの1杯を見つけてくださいね!

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