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キャベツとレタスがわからない

「ローストビーフ食べない?」

嫁の提案により今日の夕食の一品が決定。
以前コストコで買ったローストビーフ。
これは夕食に向けてテンションが上がる!

「そのまま食べる?なにかアレンジする?」

「そうだなぁ。それならキャベツと一緒にして
食べるのはどうかな」

「キャベツ?レタスじゃなくて?」

「・・・あ、そうそう。レタスだった。うん」

正直なところ、私は強く意識しないと
キャベツとレタスの区別がつかない。
今の会話でも、頭にレタスを思い浮かべながら
“キャベツ”と言っていたくらい。

嫁が言うにはお笑い芸人アン〇ャッシュの
〇島さんも区別がつかないとかなんとか。
(なんでそんなことを知っているんだ)
仲間がいてなによりだけど
なんで私を含めた一部の男性は
キャベツとレタスの区別がつかないのだろう?

いやね、キャベツとレタスが並べて
置いてあったらさすがにわかりますよ。

私もサラダの盛り付けで切ったりするし
そりゃ、実際に使ってる時はわかりますよ。

なのにいまだに、言い間違えてしまう。
十代のころからずっと言い間違えてる。
これは一体なぜなんだろう。
非常にしょうもないことだけど
一生解決しないでおくのもなんだかなぁ。

そんなわけで自分なりに考察してみました。
私が思うにこれは「同じカテゴリー」に
分類しているせいだと思う。
ほら、キャベツもレタスも優しい緑色だし
丸いし、みずみずしいし、シャキシャキしてて
食事の際の用途だって似ている。共通点が多い。

だから、私の頭の中の記憶フォルダに
キャベツもレタスも同じものとして
タグ付けせず入れてあるのではないか。

スライムかスライムベスかの違いと同じ。
そりゃ別物だけど大差ないから気にしない!
みたいな。

・・・このような結論を熱く嫁に語ったところ
「そうだね」と優しく聞いてくれた。
あれ、ちょっと引いてる?

どうやらキャベツもレタスも
完璧に区別している人からしたら
心の底からどうでもいい話題のようだ。
気を遣わせたようで本当に申し訳ない。

結論が出たはいいけど解決はしていない。
つまり私はこの先もキャベツとレタスを
間違え続ける人生を送るのだろう。
別にいいんだけど、いいんだけどね。うん。


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