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不機嫌のトリセツ⑥

■なんでもない話

嫁「会社に行こうとしたら姉から連絡があって
買い物に行ったわけ。〇〇君たらお菓子をね
二袋も食べたのよ。ありえないよね。
お昼が近くなったけど時間がないから近場で」

私「ちょ、ちょっと待って」

嫁「ん、なに?」

私「・・・何が言いたいの?」

嫁「はぁ?なにそれ、もういいよ」

先日実際にあった私たち夫婦の会話。
嫁がなんだかすごく楽しそうに話してるんだけど
あまりにも理解できなくて話の腰を折る私。
当然のごとく嫁はフキゲンになりました。

なんでもない話を言い換えると『オチのない話』。
この、オチのない話が耐えられない男性は
私を含めてかなりの割合で存在します。
しかし女性はなんでもない話が大好き。

なぜ女性はなんでもない話が好きなのかというと
オチも教訓も何もない『狙ってない話』だからこそ
共感に専念できるから。

また、女性がなんでもない話を喋っているときは
めちゃめちゃ楽しいしスッキリしています。

これは過去の記憶を口に出して喋ることで
そのときの記憶と感情が本当によみがえっていて
記憶の追体験をしている状態になっているから。

記憶の追体験をしていると
(あ、こうすればよかった)と新しい気付きを
得られるきっかけにもなるので
喋っている女性にとってはいいことづくめ。

問題は、それを聞いている夫が
(何を言ってるんだか分からん)となること。

ここで、夫が『だから女の話は嫌いだ!』と
話をブッた切ってしまうのは簡単です。
でもその先に、夫婦円満の未来はありません。

そんなわけで
『なんでもない話』を一緒に楽しめる夫婦は
仲良し夫婦になる割合が高いみたいです。
私もがんばろう(笑)。


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