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カモミール化粧水を作る

今回は、ナチュラル指向の化粧水レシピです。

私は敏感肌な事もあり、市販の化粧水で合うものを探すのが結構大変なのと、いいナチュラル化粧品は高いので、十数年前から、化粧水は色々と自作実験を繰り返しています。
以前は水、エタノール、精油、グリセリンで作っていたのですが、エタノールフリーで作りたいなと思い、現在行きついたのが、乾燥カモミール(カモミールティー)で作る化粧水です。
"chamomile tea toner recipe"とか"chamomile tea skin care"
などと、英語で検索すると色々レシピや効能の説明が出てくるので、英語圏ナチュラル派の間ではメジャーなのかもしれません。

保存料フリーでエタノールフリーのの化粧水は腐りやすいので、
まめに作る必要がありますが、作り易さと続けやすさ、使い心地のバランスで、行きついたのが現在のレシピです。

以下現在作っているレシピです。

〈必要なもの〉
・200mlの化粧水を入れる瓶
・化粧水を瓶に移す時に使うミニじょうご(100円ショップにもあります)
・乾燥カモミール 大さじ1杯

・水 250ml

水は精製水じゃなくてもOKです。
私は水道水を浄水器でろ過したものを使っていますが、水道水でもミネラルウォーターでもなんでもいいです。
瓶はきれいに洗っておきます。
煮沸消毒をするのがベストですが、ものぐさなため、洗って軽く乾かして、エタノール消毒液を吹きかけて、数時間置くという方法にしています。

乾燥カモミールは、自然食品の店などに売っていますが、Amazonなど、通販でも買えます。因みに私は”ALISHAN”のものを使っています。

〈手順〉
1:小鍋に水と乾燥カモカモミールを入れて、中火にかける。
2:ぐつぐつしてきたら火を弱め、5分程煮出す。
3:火を止めてしばらく置く。(10分くらいで十分ですが、数時間置いても問題ありません。)
4:茶こしなどで濾すか、ざるにキッチンペーパーを敷いてボールなどにあける。(その時上から押すなどして、カモミールを絞ると濃厚な成分が出ます。)
5:冷めたら瓶に移して冷蔵庫で保存する。

要するに超濃く淹れたカモミールティーですね、とても簡単です。
書いていて気づきましたが、ティーバッグに入れて作れば濾す作業がいらないですね。次回からそうしようかな。1年くらいこのレシピで作っていたのに気づきませんでした・・発見。
保湿が不足すると感じるようでしたら、植物性のグリセリン(Amazonなどで買えます)を全体量の5%くらい(約10ml程)入れるとしっとりします。
しかし、他のハーブでもやってみましたが、カモミールはそのままでも保湿効果は高いですので、普段グリセリンは入れていません。

原材料は植物で、アレルギーがある場合もあるので、心配な方はパッチテストをすることをお勧めします。
腐りかけると、香りで分かりますが、目安は、冷蔵庫保存で夏場2週間、冬3週間で使いきるようにします。
慣れれば面倒ではないのですが、ルールや制限や、絶対こうでなければならないと思うと続きませんので、ぜひ気楽に始めてみてください。
自分で使うものですので、厳密なルールはありません。
自分に合うか、手軽かの2点が重要だと思います。

この化粧水と合わせて、寒い時期はアーユルヴェーダでよく使われるキュアリングした太白ごま油、暑い時期はココナッツオイルを、化粧水の後に使うのがお勧めですが、オイルの話はまた別の記事で書こうかなと思います。

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ではまたね。


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