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シンクロニシティ(偶然の一致)

父の17回忌と祖父の25回忌がありました。

実家は、見た目普通の町に位置していますが、村組という組織が残っているような古い地域です。

私の世代の子どもたちは皆その地域のお寺が運営する幼稚園に通い、そのお寺の土曜学校に行き、またそこが遊び場でもありました。仏教行事、報恩講や成道会などの法要も当然のように参加していましたので、住職は地域の殆どの子どもたちの成長を見届けておられます。

姪も同じ幼稚園を卒園し、現在、小学1年生。住職は卒園したばかりの姪が理解できるように、時々問いかけながら法話を進められました。

私たちの命は父母から授かったもの。父母はそれぞれに両親がいて、遡れば遡るほど受け継がれた命は数知れず。その多くの先祖からいただいた命を大切にしましょう、というお話。

そう。全てはシンクロニシティ。偶然の一致の積み重ねだけど、何かしら意味があって今につながっています。

出会い、出来事、思想、感情....ひとつひとつ大切に受け止めていこうと改めて思いました。

そして。これまた数え切れないほどお経を読んでいたというのに、経本の最後にこのような譜の説明があることに初めて気づきました(笑)

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