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「走りながら充電」EVは新たなステップへ

こんにちは、つじしゅんです。

海外の建築ニュースを要約しお届けする、

建築Reading Part19です

取り上げたニュースはこちら

https://www.architectmagazine.com/technology/week-in-tech-a-nuclear-reactor-for-a-new-age_o

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EV(Electric Vehicle)、日本語でいうところの電気自動車。

ガソリン車と違い、排気ガスを出さず環境への影響が少ないサステナブルな乗り物として注目されているEV。

そんなEVですが、デメリットを指摘されることもしばしば。

たとえば、走行距離の短さ、充電スポットの少なさ、充電時間の長さ、etc..

これらのデメリットを一気に解決しうるプロジェクトが発表されました!

充電しながら走ればいい

イスラエルの都市であるテルアビブ・ヤフォ市は、エレクトレオン社、ダン・バス社と提携し、公共バスのための無線電気道路を設置するプロジェクトを開始しました。

無線電気道路とは、道路の下に無線充電システムを埋め込んだもの。エレクトレオン社はそんな電気道路開発のパイオニア的存在。

エレクトレオン社が開発する電気道路はすでに初期テストを終えており、実用を待つ状態です。

そんな電気道路を走るのが、ダン・バス社の電気バス。

「道路が充電手段になることで、先進的で効果的なインフラを実現し、電気バスへの移行を加速させることが可能になります。道路からの直接充電に頼ることで、充電ステーションの設置や端末への運用が不要になります。」
と、テルアビブ・ヤフォ市の交通担当副市長、マイタル・レハヴィ氏

交通ソリューションのリーダー

バスはご存知の通り、一定の路線を運行する公共交通機関です。そのため、電気道路導入の手がかりとして電気バス以上の適任者はそういないでしょう。

「電気バス×電気道路」という交通ソリューション。
その先駆者であるイスラエルはこの分野でのリーダー的存在となっていくのかもしれません。

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