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IKEAが目指すサスティナブル

持続可能な社会のために行動しよう!

なんて言われても、自分が何かやっても大して変わらない。

相手が地球なんだから、そう思ってしまうのも当然です。

だからこそ、世界最大の企業が動き出しました!

その名も「IKEA」

世界最大の家具量販店であるIKEAが、その最大ゆえの力で地球を変えるかもしれません。

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皆様ご存じ、家具・雑貨を扱う世界最大の量販店「IKEA」がスウェーデン、ストックホルムに世界初の中古IKEAストアをオープンします

リユース、オーガニック、持続可能な方法で生産された商品のみを扱うショッピングセンター「ReTuna」に併設されたこの中古ショップでは、修理・修復されたIKEAの商品を当初の数分の1の価格で販売します。

「イケアでは、単にサステナビリティの動きに参加するだけではなく、その動きをリードしたいと考えています」、とヨナス・カーレド氏(イケア・サステナビリティ・マネージャー)

これにより、より多くの人が地球での持続可能な生活を送れるようになるというIKEAの目標に一歩近づくと同時に、循環型ビジネスモデルへの転換への道が開かれました。

そしてIKEAは10年以内に、すべての商品を循環型の原則に基づいてデザインし、再生可能な素材やリサイクル素材を使用して製造することを決定しました。

以下、IKEAの行動方針です。

・イケアのほとんどの市場では、回収サービスを実施しています。

・10年後には、イケアの商品はすべて再生可能な素材またはリサイクル素材のみを使用して生産され、再利用、再販売、リサイクルができるように設計されています。

・現在、イケアの商品の多くはリサイクル素材を使用しています。再生木材と再生ペットボトルからつくられたKUNGSBACKA(クンスバッカ)のキッチンフロントや、ファブリグや掛け布団カバーの製造工程で出た残材からつくられたTÅNUM(トーナム)のラグなど、現在、イケアでは多くの製品が再生素材を使っています。

・私たちは、材料、バイオガス、堆肥廃棄物のリサイクルを含むすべてのインカグループの廃棄物の71パーセントをリサイクルします。

・私達の家具の生命を延ばすために私達は修理し、傷つけられた項目を再梱包することによって、捨てられるプロダクトの数を減らすために働く。昨年は世界中のAS IS部門を通じて、4,700万個の商品に新しい命を与えました。

・このショップをオープンしたことで、イケアは次のステップに進もうとしています。ReTunaと協力することで、イケアの商品がなぜ廃棄物になってしまうのか、廃棄時の状態はどうなのか、人々がイケアの商品を捨てようとする理由は何なのか、また、イケアが商品を救うことができれば、その商品を購入してくれる人がいるのかをより深く理解することができるようになりました。

そんな中古IKEAストアが入るショッピングセンター「ReTuna」

5年前のオープン以来、国際的な評価を得ているショッピングセンターです。

地元のリサイクルステーションの隣に位置し、小売店は、再利用された製品、オーガニック製品、または持続可能な方法で生産された製品のみを販売しています。

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中古IKEAストア、素晴らしい取り組みだと思います!

世界最大級のシェアを誇るIKEAだからこそ、この取り組みは大きな意味を持つように思います。

ひとりひとりがサスティナブルな意識をもって行動することは大事ですが、効果が目に見えずらいものなのでなかなか実感できないはずです。

そんな中で、IKEAは私たちに

「IKEAの商品を使い、リサイクルする」

という目に見えやすい行動の選択肢を与えてくれているように思います。

中古IKEAストアやReTunaのようなショッピングセンターが早く日本にもできないかな。

今回のニュースの原文はこちら

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