東京都で食べておきたい西アフリカ料理を知るための10皿
こんにちは&はじめまして&いつもお世話になってます!
“都内のアフリカ料理を巡ろう”という企画、「 #東京アフリカ飯」の主催者、Cody(こーでぃー)です。
この度、カフェバグダッドさんの #世界を知るための10皿 企画に共感したため、寄稿させていただきます。
他の方々に比べると拙い紹介になりますが、よろしくお願いします。
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それでは、さっそく皆さんを都内の西アフリカへとご招待しましょう〜。
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◉カラバッシュ
まずはこちらのお店から3皿ご紹介します。
浜松町駅から徒歩90秒の西アフリカ料理専門店「カラバッシュ」です!ちなみに「カラバッシュ」とはひょうたんのことらしいです。
《カラバッシュ》とは、ひょうたんのこと。小から大まで様々な大きさがあります。形状も円いモノ、括れたものから先の細長いモノまでいろいろあり、アフリカでは共通の万能で重要な生活ツールと言っても過言ではありません。-公式HPより
お店のコンセプトはこちら↓
本場のシェフたちが作る本場の味。それは"自然"を煮込んだアフリカのおばあちゃんの味。-公式HP
店内の雰囲気はこんな感じです!店内には陽気なアフリカンミュージックが流れていて、キーホルダーや置物などのアフリカ系の雑貨やアフリカ布で作られたバッグや洋服を販売していました。
チャリティイベントやミュージックライブも開催しているようなので、詳しくは公式サイトの情報をチェックしてみてください!(3皿紹介後にお店の詳細を貼っています!)
メニューはこんな感じ!ジャンルごとに料理の値段や特徴がわかりやすくまとまっています!
では、前置きが長くなりましたがさっそく西アフリカご飯を紹介していきます!
①ベンガ
エントリーNo.1!ブルキナファソの絶品料理「ベンガ」です。
煮込んだ豆とトマトソースの組み合わせがとても美味しく、日本人にもどこか馴染みのある味でした!
できるだけ美味しそうに撮ってみました笑↓
下の部分はササゲ豆とご飯を一緒に煮たもので、例えるなら甘くない赤飯のような感じかもしれません!
②マフェ(ピーナッツソース)
マフェは、主に西アフリカ(特に、セネガル/マリ)で食べられている家庭料理で、ピーナッツバターを使用して煮込むのが特徴のシチューです。濃厚なピーナッツソースはアフリカならではの味わい。ヤムイモをこねてお餅のようにやわらかいフーフーと一緒に食べてみてください!
こちらも、出来るだけ美味しそうに撮るチャレンジしました笑↓
フーフー(フフとも言う)は、西アフリカ料理を語るときには外せない、日本でいうお米みたいな存在です。
詳しくは、wikiをご覧ください!
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◯カラバッシュのお店情報はこちら!
・公式HP
・アクセス
JR「浜松町」南口S5階段金杉橋方向出口(S5階段)より徒歩90秒
都営浅草線&大江戸線「大門」駅B2出口より徒歩4分
都営三田線「芝公園」A3出口より徒歩6分
・営業時間
ランチタイム: 火曜日~土曜日 11:30〜14:00
(ラストオーダー13:30)
ディナータイム: 月曜日~土曜日 17:30〜23:00
(ラストオーダー22:00)
・定休日
日曜日、祝祭日
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◉エソギエ
続きましては、新宿三丁目駅より徒歩3分の場所にある主にナイジェリア料理を扱うお店アフリカンレストラン&バー「エソギエ」です。
ビルの2階にあるので少しわかりづらいかもしれませんが、お店の外観はこんな感じなので参考にしてください!
薄暗い店内には、チルなアフリカンミュージックが流れています。カウンターにぶら下がっている電球がおしゃれ!
初めて訪れた時は、女性の友達も「入りやすくておしゃれ!」と言っていました。1人で来られているお客さんも何人かいたので、「新宿で時間を持て余したけど、どこか面白いお店ないかな〜」という状況でこのnoteを読んでいる人はいますぐReady Go!です!(そんなピンポイントでいない)
メニューはこんな感じです!
フォントが独特…笑
この店には、Hiroさんとも来させていただきました!
ナイジェリア人店主の「ラッキー」さんとパシャリ↓
移民料理を食べ歩いているHiroさんの記事はこちら↓
エソギエでは、アフリカやナイジェリアの文化を広めているラッキーさん。実は2018年10月には、日本とアフリカの国際交流を実施し、平和な社会の実現を目指す「NPO法人LIUS(リアス)」を立ち上げて活動されているそうです!
さて、また前置きが長くなってしまいました。美味しいナイジェリア料理を紹介するので勘弁してくださーーい!
③ジョロフライス
さて、こちらはアフリカ大陸の西岸、ギニア湾北岸の諸国で食されている料理「ジョロフライス」です。
外見や作り方はピラフに似ていて、ジョロフとは、西アフリカのセネガルやガンビアの農耕民族である“ウォルフ族の飯”という意味らしいですね。
肉や魚、野菜を炒めて煮込み、その煮汁で飯を炊く、トマト風味のスパイシーな炊き込みごはんで、"アフリカ流のパエリア"ともいわれているんだとか。
ちなみに、本場ナイジェリアの方は肉の骨まで食べるそうなので、もし骨まで食べることが出来たらあなたもアフリカ上級者かもしれません。(無理はしないでくださいね)
wikiによると、
その名の通りウォロフ語使用者が多く居住するセネガル、ガンビアで生まれ、さらに歴史的経緯を経てナイジェリア、ガーナ、そして北米へと伝わった。現在、アメリカで広く知られたアフリカ料理である。-Wikipediaより
とのことです。
④ティラピアとほうれん草のシチューとアカア
うぉぉおおおお!美味しそう!!
誰がどうみても美味しそうなこの料理は、「ティラピアとほうれん草のシチューとアカア」です。
ティラピアとは淡水魚の白身魚のことで、アカアは日本のお餅のような食感と味わいのもの(ココヤム芋をお餅のようにしたもの)です。
モチモチのアカアとシチューが口の中でミックスして最高に美味しいです!
「フィンガーボール」という手を洗うための水も出してくれるので、ぜひアフリカンスタイルで手を使って食べてみてください!
個人的には、エソギエではこの料理が一番のおすすめです!!
⑤ゴォンゴォン
「西アフリカ料理名前クセつよコンテスト」があったら間違いなく優勝候補筆頭の料理「ゴォンゴォン」です!
「ゴォンゴォン」はナイジェリアの牛もつ煮込みです。
牛の腸やハチノスをスパイシーな仕上げで煮込んでいて、ピリ辛な味付けがお酒にバッチリ合うと思います。
「エソギエ」は、スター<ナイジェリア>やグルダー<ナイジェリア>など、アフリカのさまざまなお酒も用意してあるので、「アフリカのお酒を楽しみたい!」という人にはぴったりなお店です。
どんなお酒があるかは、ここから確認できますよ!↓
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◯エソギエのお店情報はこちら!
・公式HP
・アクセス
新宿三丁目より徒歩3分
・営業時間
Lunch 12:00~15:00
Dinner 18:00~24:00
※営業時間については、緊急事態宣言により随時変更しています。
お電話にてご確認ください。
・定休日
毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は、翌日火曜日をお休みします)
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◉アフリカンホームタッチ
さぁやってきました!「#東京アフリカ飯」企画で御用達のお店。
六本木駅徒歩3分のビルの3階にあるアフリカ料理専門店「アフリカンホームタッチ」です!
店内は広く、ずっとアフリカミュージックがかかっています。
こんな感じでほぼ毎日、在日のアフリカ系の方々がお店に訪れていて、「アフリカンホームタッチ」のお店が在日アフリカンたちにとって一つのコミュニティになっているのが特徴です。とても素敵!!!
むむっ…?
おやおやっ…?
でぇぇぇぇぇえええん!!!
こんな感じで変顔してくれるほど、皆さん気さくですごく優しい方々です!笑(この人はどの写真も変顔)
僕はこのお店に行くと、気がついたら毎回LINEかWhats app(海外のLINEみたいなサービス)の友達が5人くらい増えてます!笑
「アフリカってなんか自分からは遠いなぁ」と思っている人は、まずはこんな感じの気さくなお店からアフリカを体験してみるのもいいのでは!?
お店はガーナ出身のシェフ、「ボアテン」さんと「プリンス」さんが切り盛りされています。
出会った当初は「みじゅ(水)」しか日本語が分からなかったプリンスも、最近はメキメキと日本語力を伸ばしています!
陽気なアフリカンシェフに会いたい人は、ぜひ行ってみてください!
ちなみに、彼女募集中らしいですが、付き合うとこんな感じでかまちょになるかもしれません。笑
そんな陽気なプリンスも、アフリカ料理に関してはさすが一流!
どの料理も「This is Africa!」で美味しいので、ご紹介していきます!
メニューはこんな感じです。↓
⑥ワーチェ
ガーナでは朝食に食べる方が多く、『ガーナのお赤飯』といわれるガーナの定番お米料理「ワーチェ(ワチェ)」です。
アフリカ産の黒目豆と乾燥したワチェリーブを煮て、その豆と煮汁を使ってお米を炊きます。シト(ガーナの食べるラー油)が添えられていますが、少しピリ辛なのでお気をつけて!
サラダ、ゆで卵、鶏肉、魚と、ワーチェはなにを上にトッピングしても美味しいです。
辛い食べ物が多いガーナ料理の中でもワーチェは辛くなく、ご飯と豆の組み合わせも日本人の口に合いやすいと思います。
⑦ペッパースープ(ぺぺスープ)
こちらの料理も、ナイジェリアの定番料理の一つ!
牛ハチノスと野菜などを胡椒がたっぷり入ったスープで煮込んだ料理です。
臓物の独特の臭みも少なく、なかなか他のところでは食べられない味で美味しかったです。
もしかしたら日本人には好き嫌いがはっきり分かれるアフリカ料理の一つかもしれませんが、ハマる人にはめっちゃハマってました!
⑧エグシスープ
写真を撮るのを忘れました!(すいません)
と、いうことで下の写真左手前に写っているのが、主にナイジェリアやその近隣の地域で食されているシチュー料理「エグシスープ」です。
メロンの一種であるウリ科の植物の種 "エグシ" を挽いて粉末にした "エグシーグランド"、そしてヤシ油(パームオイル)を使っているらしいですね。
とっても美味しかったです!
「エグシスープ」の作り方が紹介されていたので、もし作りたい方がいればぜひ参考になさってください!
⑨ビターリーフスープ
こちらもなんとも微妙な写真しかありません、、
ナイジェリアの伝統料理、「ビターリーフスープ」です!
文字通り、ナイジェリアの苦い葉物野菜「ビターリーフ」を使っていて、日本ではまず食べられない味です。
初めて店を訪れた時、プリンスと「ビターリーフって結局なんの野菜?」「ビターリーフはビターリーフ!」「いや、だからなんの苦い草なの?」「ビターリーフはビターリーフ!」「…」のやり取りを何回も行ったのは、今となってはいい思い出です。
付け合わせのフフ。どうやら写真を撮る前に待ちきれなくて食べてしまったみたいです。↓
ビターリーフとは結局、アフリカに自生する2メートルにもなる木で、その葉っぱを食用にするらしいです。
肝心の味は、うーーん。なんて言ったらいいのでしょうか。お肉にもビターリーフの苦さがよく染みていて、とにかく独特でクセになる味です。シエラレオネでよく食べられているキャッサバリーフに少し、近いかもしれません。
気になる方は、ぜひ一度自分で食べてみることをお勧めします!
⑩ オクラシチュー&フフ
こちらは間違いなく抜群に美味しいです!
西アフリカ定番の料理「オクラシチュー」と、これまた定番のヤムイモを練り上げて作るお餅ような食感の「フフ」に絡めて食べると、もう手が止まりません!
写真が最高に美味しそうなので、このnoteのカバー画像に採用しました!
オクラとお肉をよく煮込んでシチューに!こんなにもこの組み合わせがマッチするものだとは知りませんでした。
ところで、"オクラの原産地はアフリカ"って知ってましたか?
和食にもよく使われるオクラですが、その原産は実は日本やアジアではなく、北アフリカのエジプトあたりと言われています。
原産地アフリカでは、オクラは現地後で、ゴンボ、ギンゴンボ、カンジャ、カンダなどと呼ばれていて、アフリカでは葉も食用にするそうです。
昔からアフリカの方々は、オクラのねばねばパワーで過酷な暑さを乗り越えていたのかもしれませんね。
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◯アフリカンホームタッチのお店情報はこちら!
・公式HP
・アクセス
六本木駅より徒歩3分
・営業時間
11: 00 ~ 23: 00 (月 - 木)
11: 30 ~ 5: 00 (金)
17: 00 ~ 5: 00 (土)
・定休日
日曜日
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アフリカンホームタッチは「#東京アフリカ飯」に協力してくれているお店の一つでもあります。
皆さんも、関東近辺のアフリカ料理店に行かれた際は、「#東京アフリカ飯」のハッシュタグを付けて感想をSNSに呟いてくださると幸いです!
◉「#東京アフリカ飯」では、普段こんな記事も書いています!
都内にある「多国籍アフリカ料理店」オススメ3選!~『#東京アフリカ飯』レビューVol.1~
都内にある「北アフリカ料理店」オススメ4選!〜『#東京アフリカ飯』レビューVol.2〜
都内にある「東アフリカ料理店」オススメ4選!〜『#東京アフリカ飯』レビューVol.3〜
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◉最後に
ここまで読んでいただいた皆さん、ありがとうございました。
美味しそうな西アフリカ料理を見て、お腹が空いてきたのではないでしょうか?
この記事は一応有料に設定していますが、有料限定の部分はありません!(どひゃー)
頑張って書いたので、もし少しでもこの記事がいいなと思った方は、この記事を購入して投げ銭か、このnoteにスキを押してくださると嬉しいです!
それではまた次の記事でお会いしましょう〜。
ごちそうさまでした!
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