日本の常識が通用しないエチオピア 最終章
その1はこちらから↓
【はしゃいで喜ぶ僕達に、待合室で待っていた人達が訳も分からず拍手をしてくれた。良かった、ようやくこれでイミグレーションに行って出国VISAの為の書類を提出できる。ケニアに行ける。フライトチケットを無駄にしなくて済む。
しかし太陽は永遠には昇らない。夜は必ずまた訪れる。その時僕達はまだ、その事を知らなかった。】
ーー前章よりーー
サイン付きの書類を手に入れた僕達は、意気揚々と車に乗り込み、イミグレーションへと向かった。エチオピアで唯一売られていると