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マーケティングデザインからUI/UXデザインへ。コドモンへの入社半年レポート

こちらの記事はコドモン Advent Calendar 2022の8日目の記事です。 

はじめまして! 株式会社コドモンのUI/UXデザイナーの岩松と申します。入社して半年が経った一つの区切りとして、入社のきっかけや新鮮に感じたカルチャーなどをまとめてみようと思います!

入社した理由

出身大学は美大で、グラフィックや写真などを学んだのち、新卒で入社した事業会社で広告や動画などのマーケティングクリエイティブの制作・進行管理を4年間行ってきました。

前職でがっつりマーケティングに関わったことで、ビジネス的な観点や目的達成へのこだわり、情報設計の重要さなど「見た目を作ることだけがデザインではない」という、今の自分の軸につながる大切な考え方を得ることができました。

そのうち「目に見えない複雑なものをがっつり設計してみたい」「自分の作ったものでユーザーの課題を直接解決してみたい」という思いが自分の中に芽生え、それが達成できるUI/UXデザインの領域にキャリアを広げてみたくなってきました。

そして新卒5年目になるタイミングで転職し、UI/UXデザイナーとしてコドモンに入社することとなりました。

数ヶ月ぶりに出社した開発チームのデイリーMTGの様子。一番左が私です。

入社して驚いたこと

入社して新鮮に感じたコドモンのカルチャーを紹介します。

売り上げではなく、その先の課題解決を目指す

あるとき、代表の小池さんが全社ミーティングで「我々は事業成長を目指しているわけではない」と繰り返し言っていたのが記憶に残っています。それまでは自分の中に「社長といえば事業成長を一番に目指すもの」というイメージがあったので、少し驚いてしまいました(笑)。

コドモンのメンバーに入社した理由を聞くと、「自分が子育ての当事者になったことで、保育を取り巻く課題を実感した」「本当に社会の役に立つ仕事がしたい」といった答えが(本音で)返ってくることが多く、メンバーが目先の成果ではなく社会やユーザーの課題解決を目指していると感じます。

私が数あるデザイナーの求人の中からコドモンを選んだのも、上記のような価値観が自分と合っていると感じたからです。

もちろん「売り上げ」も「課題解決」も両方重要で、どちらが最終的なゴールでも短期的に取り組むことは変わらないかもしれません。

しかし、メンバー一人ひとりがどちらを見据えるかで「5年後・10年後のプロダクトの姿」は大きく変わってくると思います。

何を課題とし、何をするかを自ら考えて動く

私は現在、採用・保活支援サービス「ホイシル」の画面改善を担当しています。いくつかの施策を進行中ですが、その中に誰かが一方的に決めたものはありません。

期ごとのチームの目標はあるものの、その内容や進め方に関しては一人ひとりが一定の裁量を持ち、自走できる環境があります。

私自身、入社直後に担当した案件の進め方・デザインなどについてマイクロマネジメントされることはなく、仕事の進めやすさに驚きました。

もちろん、困ったときは誰かが救いの手を差し伸べてくれ、デザインをレビューに出すと色々な方からたくさんのフィードバックをもらえます。
いい意味で「任せてもらえているな」と感じます。

デザイナーやエンジニアがチームの改善提案やプロダクトへの課題提起を行い、それが自然とプロジェクトとなって進んでいるケースもよくあります。

デザイナー、エンジニア、ビジネスサイドがお互いの観点を尊重して意思決定を行う

事業会社のデザイナーは「ビジネスサイドが要望を出し、デザイナーがそのとおりにデザインし、エンジニアに実装してもらう」といった、タスクが上流から一方通行に流れていくような動きになりがちなところがあると思います。コドモンにはそれが全くないのが印象的でした。

私の所属するホイシルのチームでは、異なる職種がそれぞれの考えを尊重し、対等で建設的な議論を交わしながら意思決定をしています。

Miroを使ってビジネスメンバーと画面改善案を検討中。


デザインチームのこと

プロダクトデザインチームに入って、新鮮に感じたことをご紹介します。

徹底的に議論する

自分一人で考えた正解は、他の人にとって必ずしも正解ではありません。
コドモンのUI/UXデザイナーは自分のデザインを積極的に公開し、フィードバックを取り入れながらブラッシュアップを繰り返しています。

特に現在進行中のデザインシステムのコンポーネントのレビューは、微妙な背景色や線の太さ一つとっても、あらゆる懸念をクリアするために何度も議論を重ねています。

マーケティングデザインを担当していたときはスピード感を優先することが多かったため、今のチームの「議論し尽くす」感覚が新鮮でした。

Figmaでタブのデザインを検討する様子。デザイン案の数がすごいことに(笑)。

多様なバックグラウンド

コドモンに惹かれた理由のひとつでもあるのですが、デザインチームはあらゆるバックグラウンドを持つメンバーが集まっているため、さまざまな意見が生まれ、面白いです。

特にエンジニアの経験のある人が多く、Sassの設計や実装を前提としたデザインの組み立てについてよくアドバイスをもらっています。

私自身も前職のマーケティングデザインで培った情報設計・細かいビジュアル調整の経験をUIデザインに活かしており、メンバーそれぞれに強みがあって面白いなと感じます。

デザインコンポーネントについて議論する様子。

デザイナーを募集中です!

読んでいただき、ありがとうございました!

コドモンの価値観やカルチャーの参考にしていただければ幸いです。

コドモンでは、プロダクトをデザイン面で牽引してくださるシニアデザイナーを募集しています。

興味を持っていただいた方はぜひ気軽にお話ししましょう!

マーケデザインチームのデザイナー、新規事業チームのデザイナーも募集しています!

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