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読んだだけでコンピューターサイエンスの勉強になる? 「ルビィのぼうけん コンピューターの国のルビィ」を読み聞かせてみた[書評]

こんにちはK研究員です。

今回は読むだけでコンピューターサイエンスの勉強になっちゃうという噂のルビィのぼうけんを子供に読み聞かせてみた話を書こうと思います。

こちらは主人公ルビィがコンピューターの世界に入ってしまって、電子回路の世界からソフトウェアの世界まで冒険して、マウスポインタを探すお話です。


お話の中で、論理回路は0と1しかわからないとか、CPUが命令をしているとかコンピューターの各レイヤーでどのようなことをしているか触れられており、もう少し大きくなってコンピューターを勉強しだしたときに、あ、あのときのあれかと思ってもらえるのでは無いかと思います。

こういう大学生レベルの教科書をすごくすごーく簡単にしたものともいえるかもしれません。


お話だけで無く、組み立てて遊ぶペーパークラフト的なものや、論理回路を使ったクイズなどの体験要素もあります。

とはいえ、ペーパークラフトをしなければ楽しめないというものでもないので、図書館で借りるのも十分ありです。

うちの子(4歳)にはコンピューターサイエンスの勉強としてはちょっと早かった感(まずパソコンをあんまり見たことが無い)がありますが、物語として読み聞かせることは十分にできます。

絵柄もかわいく、おすすめです。コンピューターが身近にあると、それを見せながら解説したりもできて、なおいいと思います。


ユキヒョウとか出てくるのが時代を感じる。

練習問題は26問と結構たくさんある。


練習問題が解けそうになったらまた息子に読ませたいですね。

また、「ルビィのぼうけん こんにちは! プログラミング」という本も出ているのでそちらもレビューしようと思います。


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