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会社内でScratch勉強会をしてみました

皆様こんにちは。

本日、会社のパパママサークルの仲間とScratch勉強会をしてみました。
実際に子供に教える前の前哨戦といった感じです。

使ったツール
 ・iPad
 ・ファシリテーター用のモニタとPC
 ・Scratch 3.0 preview
 ・教育者向けガイド
 ・お弁当



参加者は営業職の女性2人とリサーチャーの男性と私の4人で行いました。
女性二人はプログラミング経験はないですが、NHKの厚切りジェイソンの番組で興味を持ったとのこと。
今回は教育者向けガイドの通りに「猫を飛ばすワークショップ」をやってみました。


 1. 事前準備
   ・各iPadでScratchのwebページに事前にアクセスしておく
   ・教育者向けガイドをカラー印刷しておく

 2. みんなで動画を見る
   
 3. ビルを動かす部分をやってみる

 4. あとは自由に改良してもらう。
           ・ファシリテーター用のモニタでは常に私の画面を映す
   ・自分もいろいろ作りながら、情報共有をする
   ・こんなことがやりたいという質問に答える

 5. 共有して終了


猫が飛んだだけで感動しましたというコメントもあり、上の流れでおおむねうまくいきました。
皆さんオリジナリティあふれる作品を楽しんで作っているなという印象でした。特に「事前に動画で完成形を見ていたのでうまくできました」と感想をいただきました。
家に帰ってもやってみたいという方もいました。
副次的な効果ですが、社内で開発職と営業職が一緒になってプログラミングをする経験はなかなかないのでお互いを知るよい機会になったのではないかと感じました。

また、以下はこれを子供たちに展開していくと考えた時の所感です。

・小学生の未経験者に限れば、詳しい人が教育者ガイドに沿ってやるだけで、1時間程度のワークショップは可能かなと感じました

・幼稚園児の場合はもう少しわかりやすいコマンド(猫がご飯を食べる、ビームを出すみたいな)を事前に用意しておいたほうがいいかなと感じました

・幼稚園児の場合は、集中力が保たないので30分程度がちょうど良さそうに感じました

・我々のようなIT企業内でやるなら、「お父さん、お母さんもプログラムを作ったり、ほかの人が作ったプログラムを使いやすくするためのお手伝いをしたりしているんだよ」といった説明をするとよいと感じました

・複数回のワークショップであれば、初回は指導者マニュアルに沿って触ってもらい、2回目、3回目でコマンド(命令)について、座標について、変数についてなどを教えて、4回目でもう一度作ってみようという感じにするのがよさそうに感じました

・今回使用したjavascript版はiPad等で簡単にできる反面、シェア機能などがまだ開発中で、ちょっと使いづらい面もありました。保存もファイル形式なので事前に準備してファイルにして配布するというような場合はまだ、iPadでは難しいかもしれないです


なお、幼稚園児にはこちらのScratch Jrのほうがいいかもしれません。今度はこちらをやってみようと思います。

最後に当日私が作ったプログラムを紹介します。
猫や犬やドラゴンを飛ばしてみました。参加者の方にビルを上下にゆらゆら動かせないの?と言われてタイマー機能を使ってそういうのを作ってみました。
新しい発想だなと思って面白かったです。


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