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男歌 女歌


あいみょんの「マリーゴールド」、今でも時々行きつけのスーパーで流れます。 


麦わらの帽子のキミが揺れたマリーゴールドに似てる♪ 

胸がキュンとなる甘酸っぱい歌で大好きです。 

ところで、歌詞を注意深く読むと、男性の視点で歌われていることがわかります。 

古いところでは、アンジェラ・アキの「手紙」、中島みゆきの「空と君とのあいだに」などもそうですね。 

演歌の世界では、男性が女性視点の歌を歌うのをよく見かけます。 

演歌じゃないけど、長渕剛の「素顔」や「巡恋歌」なんて、男性の歌う女歌の絶品だと思います。 





一方、英語圏のポップスでは、歌手の性別と歌の視点の性別が一致しないのは割と珍しいそうです。 

男性が女性視点の歌を、女性が男性視点の歌をカバーする時には、性別を表す単語の歌詞を替えて性別が同じになるように編曲し直すとか。 

歌手の性別と歌の性別が一致しないと、同性愛を意味しているとみなされる恐れがあるかららしいです。 

とりわけ、男性が女性視点の歌を歌うのは、おさまりが悪いと思われているようで、、、 


少なくとも、歌の世界では、日本は男女の性差に寛容なのかもしれません。 


私は洋楽はほとんど聴きませんが、洋楽の好きな方は、英語のカバー曲を聴く時、性別を表す単語の変更の有無等に注意して聴くと、原曲とはまた別の解釈や新しい発見があって面白いかもしれませんね。 

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