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【コラム】第四次産業革命って何!? イノベーションは既存の融合から生まれる

こんにちは。かけだし社長の小寺です。
ものづくりの分野に携わっていると、日夜新しいアイデアやサービスにふれ続けます。

今日はそんな中でイノベーションとは何か?について考えてみたいと思います。

第四次産業革命

今生まれているイノベーションは、全く新しい発想やアイデアから生まれたかというと、実はそのほとんどは既存のアイデアの組み合わせから生まれることが多いです。

そもそも、イノベーションという言葉の定義が、物事の「新結合」「新機軸」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」ということらしいです。

最近ではイノベーションを加速させる第四次産業革命という言葉も出てきました。
第四次!?と思いますよね。

ちなみに
第一次は蒸気機関
第二次は電力
第三次はデジタル革命
と言われてます。
(社会の授業でなんとなく習った)

そして次にくるのが第四次産業、これは
様々な技術や分野が融合する時代
と言われています。


第四次産業革命の産物たち

では第四次産業って具体的になんなのか?
代表的な例を見ていきます。

IoT (internet on things)

文字通り、色んなものがインターネットに繋がり便利になっていくよ、という分野です。
最近だとスマート家電など、スマホ1台で操作できるなど、インターネットを通じて、遠隔でモノを操作・監視できるようになります。

スマホで家の鍵が施錠できるスマートロックはIoTの代表的な産物だと思います。
「家の鍵閉めたっけ、、」なんてことも、スマホで確認できちゃうわけですね。

RPA(Robotic Process Automation)

これは何なのかというと、簡単に言えば、
事務作業を自動化してくれるツール
です。

やったー!めっちゃ便利!と思いますが、
事務作業をしていた人達からすると大変なことです。

なぜなら、業務をすべてAIに取って代わられてしまうからです。その結果、各社メガバンクで実際に大量のリストラが行われたことは記憶に新しいです。

参考記事

フィンテック

フィンテックとは、金融を意味する「Finance(ファイナンス)」と技術を意味する「Technology(テクノロジー)」を組み合わせた造語

最近はやりのビットコインなどの仮想通貨も、この分野に分類されます。
ブロックチェーンという暗号化技術と、金融を掛け合わせて生まれたのが仮想通貨なわけです。

これに似た要領で、
エデュテックという分野もあります。

エデュテックとは、EdTech(エドテック)とはEducation(教育)とTechnology(テクノロジー)を組み合わせた造語

タブレット教育、サテライト授業などは、最たる例です。

イノベーションはかけ算

このように既存の分野にテクノロジーを組み合わせて、もっと便利にしようよ、という動きは、今すごくトレンドです。

そしてイノベーションのほとんどは、上記であげた例にも見るように、もとからある分野同士をかけ算することで生まれる、化学変化みたいなものです。

これは僕個人としても仕事をして感じることが多いです。

色んな業種の人と仕事をさせてもらっていると、自分たちの業界では当たり前のことも、他の業界からしたら非常識だったり、目新しかったりすることって結構あるんですよね。

僕もITコンサルとして、小売店や保険代理店などの分野でお手伝いさせてもらっていますが、自分たちの業界では当たり前のことも、
「そんなことできるんですか!?魔法使いですね!!」
とよく驚かれます。笑

ITの側面から、業務を加速させたり、根本解決できることってたくさんあるんですよね。

でもそれって、業界や分野をまたいで初めて気がつくことばかりです。

その逆も然りで、僕も他業種、他分野の方から学ぶことがたくさんあります。
業界同士の交流、かけ算がもっとあれば、世の中をさらに便利にしていけると感じています。

まとめ

第四次産業革命が到来し、複合の時代はますます進化をとげそうです。

これは当社のテーマでもありますが、
僕も人、モノ、サービスをつなぐことで、
新たなチャンスやイノベーションを生んでいくことに、日夜励んでいきます。

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