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【映画】 破天荒すぎる衝撃の実話 「ウルフ・オブ・ウォールストリート」から考えるモノの付加価値

こんにちは。かけだし社長の小寺です。

みなさんは、ウルフ・オブ・ウォールストリートという映画をご覧になったことがあるでしょうか?(ネタバレなし)

証券会社を設立し、ウォールストリートの頂点に君臨するまでに至ったジョーダン・ベルフォートの成功と失墜のお話。序盤から終盤まで終始破天荒、視聴者を飽きさせないストーリー展開ですが、実はこれ、すべて実話というから、驚きです。

劇中で登場する有名なシーンに、「今からこのペンを僕に売り込んで」という印象的なフレーズが登場します。

なんのへんてつもないペンを、どうやって相手に売り込んでいくのか!?
レオナルド・デカプリオ演じるジョーダンの、破天荒ながらも、華麗で巧みな商売人としての生き方に、とても惹き込まれる作品です。

あなたならどうやってペンを売り込みますか?

あなたが持っている使い古しのペンを目の前の相手に売ってくださいと言われたら、あなたならどうやって売り込むでしょうか?

ペンの使いやすさを力説するでしょうか?
ペンの希少性を力説するでしょうか?

この映画には商売として大事な要素がたくさん詰まっていると思います。

僕が思うに、モノを売るときに大事になってくるのは、
「そこにどんな付加価値をつけるか?」
だと思います。

劇中では需要と共有がフォーカスされていましたが、
僕なりに大事にしたいなと思った付加価値は
・どんな商品かより、誰から商品を買うのか
・そこにどんなストーリーが詰まっているのか
という2点です。

どんな商品かより、誰から商品を買うのか

これは経営者という人たちの中にいると、特に強く感じる要素です。
彼らはモノやサービスを売っているのではなく、信頼やビジョンを売っていると感じます。

そのモノやサービスを応援することで、その人に貢献したい、もしくはその人のビジョンを一緒に叶えていきたい!という付加価値がついて、モノには原価以上の値段が生まれます。

クラウドファンディングなどは、まさにビジョンやコンセプト、生産者を応援したい!という付加価値がついて、お金が集まっているのではないでしょうか。

そこにどんなストーリーが詰まっているのか

これも先程のビジョンを売る、に近いですが、そのモノやサービスを利用することで、どんな生活や未来が描けるか?という点も、人がお金を出す理由に繋がっていると思います。

例えば保険商品などは、目には見えません。ただ、保険に加入することによって得られる将来への安心感、老後や死後の子供たちの未来を考えたときに、そこに価値を感じてお金を払っています。

テレビCMを見てみても、人はストーリーによって購買を決めていると感じます。
例えば車のCMなんかだと、車の機能性ってあまり語られていないんですよね。

じゃあ何が押し出されているかというと、
・車があったら家族と旅行やキャンプにいける!
・子供の送り迎えを安心してできる
など、車を購入した後のライフスタイルにフォーカスされていることがわかります。

原価以上の価値を提供するのが商売の醍醐味

上記以外にも、付加価値の付け方は人それぞれだと思います。
ただ、商売をやる以上、相手にとってどんな付加価値をつけるか!というところに、商売の醍醐味と面白さが詰まっているのではないでしょうか。

あなたが今おこなっている仕事や、取り組んでいることには、どんな価値があるでしょうか?
仕事・モノ・サービスにどんな付加価値をつけて提供していくのか、今一度そこを考えていくと、仕事はもっと面白くなっていくかもしれませんね!

以上、映画から考えたモノの付加価値の話でした。

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