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守破離

こんにちは!かけだし社長の小寺です。

武道の世界で「守破離」という言葉があります。
物事の上達には3段階あることを表しています。

「守」とは、師の教えを素直に学び、型になるまで徹底して学ぶ段階。

「破」とは、教えを元に、自分で考え、応用していく段階。

「離」とは、自分の流儀を完成させ、型を離れる段階。

このプロセスを経て、物事を極めていくとされています。

これは、仕事やビジネスにおいても同じことが言えると思います。

うまくいってる人の考えや行動を徹底的に真似する。息を吸って吐くレベルで、その人と同じ考え方がてきるようになるまで学び通すことで、はじめて自分の土台のようなものができると思います。

ただ、ビジネスにおいては、この「守」の部分をすっ飛ばして、いきなり「破」や「離」を求める人がいます。

「自分なりにやりたい」「今まで誰もやってない画期的なビジネスをやりたい」といった具合です。

趣味の範囲なら、やりたいようにやってもいいと思うのですが、「守」がなく立ち上げた事業は、土台のない建物のごとく、不安定で崩れやすいと思います。

もちろん失敗を繰り返すことで、自分の中の土台を築いていくのもいいと思いますが、それはお金や時間の体力が続く人に限ります。

僕のような凡人にとっては、やはりうまくいく人から徹底して学び「守」を築くほうが、圧倒的に成果は早いと思っています。

僕の周りで成果をつくっている経営者も、未だに謙虚に学び「守」を磨くことを大事にしている方が多いです。

どこまでいっても、素直に学び、吸収して変化していけるか、基礎基本ほど大事にできる人が、しっかりした土台をつくり、その上に大きな成果をつくっていくのだと思います。

守破離の順番を大事にしながら、僕もまずは「守」を徹底して築きあげていきます。

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