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「怖い」の正体は何か? 恐怖心を克服するための心得

こんにちは!かけだし社長の小寺です。

人には色んな感情がありますが、中でも「怖い」という感情は、度々自分の足を止める、厄介な存在です。

みなさんはどんな時に「怖い」と感じるでしょうか。

そして、なぜ「怖い」と感じるのでしょうか?

「怖い」の正体を正しく知れば、もしかしたら「怖い」という感情を克服できるかもしれません。

そこで、今回「怖い」の正体を自分なりに分析してみました。

命に関わるリスクがあると怖い

動物の生存本能として、やはり命に関わるリスクがあると怖いですよね。

「車に轢かれそうになった」
「大きな地震が起きた」
「流行りの病が蔓延している」
などなど、、

これらは生命としての危機意識です。


ただ、僕たち現代人は、「社会的な死」も同時に恐れていると思います。

「嫌われたらどうしよう」
「失敗したらどうしよう」
「リストラされたらどうしよう」

自分の社会的な立場や肩書き、アイデンティティやプライドが傷つくのが怖いです。

これは社会的な死を意味しているからです。

こう考えると、「怖い」と思う感情は、ある種の防御反応であり、僕たちを危機から守る仕組みなのかもしれません。

知らないと怖い

生命としての危機とは別に、怖いと感じる場合もあります。

それが、「知らないものに遭遇した時」です。

わからないもの、得体の知れないものは、本能的に「怖い」と思う傾向があります。


得体の知れないものの代表だと、オバケの存在です。
いるかもわからない、見たところで何があるともわからない、でもその「わからなさ」が恐怖に繋がってます。


また身近な例でいえば、転職経験のない人は、転職を怖がります。
ただ、1度転職を経験した人は、転職への恐怖がなくなったりします。

転職経験をすることで、「転職ってこうやってするんだ」と「わかる」ことにより、恐怖心は和らぎます。

知らないと怖い。

これも、元を正せば、「もしかしたら自分に危害があるかもしれない」と思う防御反応なのかもしれません。

「怖い」を克服するには

「怖い」を克服するには、正しくリスクを知ることが大切だと思います。

漫画カイジに出てくる、命をかけたデスゲームなら確かに怖いですが、普通に友達とゲームをするなら楽しいですよね。
それはそこになんのリスクもないと知っているからです。

まずは正しい知識を入れること。

そして、リスクについて、

・どの範囲でリスクが及ぶのか?
・そのリスクは許容範囲か?
・リスクが発生したとして回復可能な範囲か?

を正確に知ることが大切だと思います。

僕も社会人3年目で独立し、個人事業主、法人設立とチャレンジする中で、「よくそんな勇気があるね」と言われることがあります。

確かに努力は必要だし、楽な道ではないです。
ただ、チャレンジすることに、なんのリスクもないと思ってます。

失敗したら、元の会社員生活に戻ればいいかな、と思ってるからです。

また、自分が取れるリスクを正しく把握し、過度な借金なども負わないようにしています。

無理はするけど、無茶はしません。

チャレンジしてうまくいけば、万々歳!
失敗したら、元の生活に戻るだけです。
少なくとも死にはしません。

日本においては、よっぽどのことが無い限り、死ぬのは難しいです。
世界で1番セーフティネットが充実した国だと思っています。

ましてや、20代、独身のうちなら、尚更失うものなんて何もない故に、何度でも立て直しのチャンスが残ってます。
そう考えるとチャレンジしない方が損なのです。

憶測ばかりを働かせ、闇雲に恐怖心を大きくしては、何が実態なのかがわからなくなります。

自分の行動の先に、何が待っているのか。
その先の発生しうるリスク、パターン、可能性をある程度事前に知っておくことで、少なくとも知らないことで起こる恐怖は、克服できるのではないでしょうか。


「怖い」という感情が湧き出てきた時ほど、
冷静になって、正しく知ることで恐怖を克服していきたいですね!

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