見出し画像

起業はF1カーと思え!成功には偏りが大事なお話

こんにちは。かけだし社長の小寺です。
今日はとある経営者の方が話されていた、成功哲学についてのお話です。

その方曰く、成功には偏りが大事なのだそうです。

F1カーはなぜ速いのか?
その理由はシンプルで、速く走ることに、とことん特化したからです。バランス重視というより、速さに偏りをおいているわけです。そのため、速さ以外の機能性はかなり低くなっています。

逆にF1カーでバランスをとろうとしたら、どうなるでしょう。
「座席はもっと座りやすくフカフカにするべきだ!」
「カーナビがついてないと不便ですよ」
「冷暖房機能もつけて快適にしましょう」
などなど。

結果はみなさんご想像の通り、かなり不格好なF1カーができあがるわけです。バランスをとろうとするほど、速さからは遠ざかっていきます。

仕事の立ち上げも同じことが言えると思います。
立ち上げの時期は、特に偏ることが大事になってきます。24時間365日、とにかく仕事のことだけを考える。自分がこれ!と思った道は形になるまで突き進んでみる。成果に必要なこと以外は極力削ぎ落としていく。

周りからは色々言われるかもしれません。
たまには休んだら?とか、組織が大きくなってくると、こういう仕組みが必要なんじゃないですか?とか、誰もが働きやすい環境を作りましょうよ、などなど。

あなたは偏り過ぎている、もっとバランスを見て、という意見が必ず出てくると思います。

でもここで大事なのは、偏りを貫き通すことだとお話いただきました。理由は先程のF1のお話と一緒です。

バランスをとれば、乗り心地は良くなるかもしれません。ただ、ビジネスのスピードは鈍化していくと思います。

特にスタートアップのベンチャーほど、速く走らなければ沈みゆく船みたいなものです。
最優先事項はなんなのか、目的を明確にして、それに必要なことにとことん偏る勇気も、時には必要ということを学びました。

あくまで一意見ではありますが、みなさんのお仕事に少しでも役立てば幸いです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?