思考が先か、言葉が先か。
思わず出る言葉は思考よりも先(つまり短絡的感情)で表現しまいがち。これによって関係性が強くなったり、無くなったり。創造的にも破滅的にもなりそうです。
対話的理性では「目的を達成するために何より大切なものは、相手を説得することではなく、胸襟を開き相手の話を聞くことであり、共に何かを作りあげようとする態度である。」ことらしいですが、一人で出来ないものはチームや組織、社会といった中では、発する言葉に関して特に留意したいところです。
ここでひとつ。
思考が先ようなイメージもありますが、その思考は言葉で行われていますので、順番としては(ライブラリ化された)言葉⇒思考⇒(最適な)言葉になることですね。
ライブラリ化(ボキャブラリー?というかしら)の蓄積・整理とその場の状況によって取捨選択された最終的な表現。
短絡的感情もまた、そのシステムの中にあるとすれば、思わず出る言葉もきっと豊かで相手を思いやるようなことも出来そうな気がしますけどねー。