今週のアニメ業界関連ニュースまとめ 2024/1/9 #127

クリエイティブよりも、ビジネス関連強めのアニメニュース・記事をキュレーションしています。
新年が始まってまだ間もないので、めぼしいニュースは今後という感じですね。とはいえ、村田雄介さんによるアニメ制作スタジオを立ち上げ、という気になるニュースもあります。大きな輪に広がっていくか注目しています。

「オッドタクシー」の世界から実写ドラマが誕生　河合優実×坂東龍汰「RoOT ルート」4月放送スタート

「オッドタクシー」の世界から実写ドラマが誕生　河合優実×坂東龍汰「RoOT ルート」4月放送スタート

河合優実と坂東龍汰が、4月からテレビ東京で放送開始される新ドラマ「RoOT ルート」で主演を務めることがわかった。

ネフリで配信中の『ONE PIECE』や『幽遊白書』など、最近は実写化の成功例も多いですが、『オッドタクシー』は直球の実写化ではありません。アニメ作品からではなく、スピンオフの漫画→オリジナル脚本のドラマ化という流れです。ファンダムの動向も気になります。

【2024年展望】世界が欲する日本アニメ、市場10年で2倍も人手不足がリスクに

【2024年展望】世界が欲する日本アニメ、市場10年で2倍も人手不足がリスクに 宮崎駿作品から【推しの子】まで海外で大ヒットした2023年の勢い続くか | JBpress (ジェイビープレス)

世界における日本アニメの市場は、2兆9227億円――。
2023年12月に一般社団法人日本動画協会が発表した2022年の市場規模だ。日本アニメ関連の国内と海外の消費金額を推計してまとめた。

「新たなオリジナル企画・開発が弱くなっている」「長年指摘される人材不足」。この２点がリスクとの指摘です。特に後者については、各アニメ制作会社がアニメーターの育成に乗り出してはいるものの、時間がかかりますので、即効的な人材不足の解消の解決策にはなりません。構造的なリスクが、2024年は大きく露呈する可能性もあります。

村田雄介がアニメ制作スタジオの立ち上げを報告、オリジナルアニメの動画も投稿

村田雄介がアニメ制作スタジオの立ち上げを報告、オリジナルアニメの動画も投稿

村田雄介がアニメ制作スタジオを立ち上げたとX（旧Twitter）で報告した。

漫画家がアニメ制作スタジオを立ち上げるとは、意外と珍しい気がします。手塚治虫もスタジオを作って大変苦労しました。漫画とアニメでは、やはり勝手が違うしなぁ……と思いつつも、あっと驚くような作品発表を期待しています。

日本の素晴らしいアニメ作りを学ぶ＿ 白土武による、子どもアニメ制作プロジェクト

日本の素晴らしいアニメ作りを学ぶ＿ 白土武による、子どもアニメ制作プロジェクト | シアターテイメントNEWS

「宇宙戦艦ヤマト」「キン肉マン」などの数々のアニメ制作に関わってきたアニメ監督の白土武が、アニメ界を発展させる為、未来の担い手である子どもたちと共に学んでいプロジェクトでクライドファンディングが行われている。

超ベテランの白土武さんが、沖縄に渡って子どもたちと一緒にアニメを制作しています。社会的な大義も感じられますね。しかも、「アニメ制作に縁がないと思われる沖縄の離島、渡嘉敷島」で展開されています。応援せざるを得ません。

「蒸気船ウィリー」など短編映画登場のミッキーマウスが「著作権フリー」に

「蒸気船ウィリー」など短編映画登場のミッキーマウスが「著作権フリー」に

2024年1月1日、人気キャラクターであるミッキーマウスがパブリックドメインになる。これは、著作権法における重要な転換点であり、ディズニーによる長年の独占的な権利が終わることを意味すると、米バラエティが報じている。

初期ミッキーマウスがパブリックドメインになりました。早速FPSゲームなどの展開されているようですが、著作権以外の権利などもあるので、使用には慎重を喫したいところです。