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今週のアニメ業界関連ニュースまとめ 2024/4/23 #142

クリエイティブよりも、ビジネス関連強めのアニメニュース・記事をキュレーションしています。
今週は生成AI系のニュースが目につきました。アニメはイラストのような静止画ではなく動画コンテンツなので、ストレートにAIの影響を受けることは現時点では考えにくいです。超えるべきハードルが幾つもあります。その間に、法的整理も含めて準備すべきでしょうね。


生成AIの急激な進歩はアニメにどのような影響を与えるか?『シドニアの騎士』瀬下寛之監督×アニメチェーン設立者が描くクリエイティブの未来【対談】

急速な発展が、様々な議論と話題を呼ぶ生成AI。エンターテインメントとテックが重なる領域で仕事をするAIHUB CTO・新井モノと、3DCGでの長いキャリアがあるアニメーション監督・瀬下寛之が、それぞれの立場から、その未来について対話した。

瀬下寛之監督は、生成AIについて極めてポジティブですね。「日本のカルチャーを守るためのAIという活用」。早くこの方向に進んで欲しいです。足を引っ張り合っている場合じゃないと思います。

「アニメ業界が一夜にして崩壊する可能性も」 アニメ制作と「生成系AI」にまつわる危機的状況とは

アニメ業界にも大きな影響を与えることが予想される、AI技術の急速な進歩。人手不足に悩むアニメ業界にとって、課題解決の糸口になると期待する声がある一方で、「クリエイターの職が奪われるのではないか」という懸念の声も。

人手が足りないところは、AIで補えば良いのでは?と単純に考えてしまいますが、実現は未だに見えてきません。「風評」もあるでしょうし、課題が多いのも理解できます。とはいえ技術の進歩は止められないのが、歴史の常。10年後は、どうなっているのでしょうか。

JO1×サンリオが生んだJOCHUMがTVアニメ化、今夏より「めざましどようび」で放送

JO1のメンバー1人ひとりが考案した、ピーハイ、レイン、マイクン、ちまた、ヤヌカミ、まめちぃ、ぽぽ、チュララ、もこ、RURU、Biraの11キャラクターからなるJOCHUM。

「JO1×サンリオ」というポイントだけでも企画性が強いですね。放送はフジテレビ系の「めざましどようび」。「ちいかわ」同様「めざまし」系の番組発となるので、関係者の期待感が感じられます。

アニメ『呪術廻戦』ギネス世界記録に登録。“世界でもっとも需要の高いテレビアニメ番組”としてギネスブック(2025年版)に掲載

アニメ『呪術廻戦』が“ギネス世界記録2025”に登録決定した。

「世界でもっとも需要の高いテレビアニメ番組」とは、どういうファクトがあっての需要なのでしょうか。配信回数なのか? 視聴率なのか? 色々と気になる世界記録です。

ユーリ!!! on ICE:劇場版制作中止 フィギュアスケートがテーマの人気アニメ

フィギュアスケートがテーマの人気アニメ「ユーリ!!! on ICE」の完全新作劇場版アニメ「ユーリ!!! on ICE 劇場版 : ICE ADOLESCENCE(アイス アドレセンス)」の制作が中止されることが4月19日、明らかになった。

「諸般の事情により製作を断念」とのことです。ロシアのウクライナ侵攻やコロナ禍など予期せぬ出来事が重なりました。色々と推測はできますが、ただただ残念な結果になりました。難しいとは思いますが、開発資料などがあればどこかで開示してほしいです。

【映画業界首位】東宝の3つの強みとは?海外×アニメに期待して投資すべきか?

こんにちは、佐々木です。今日は過去最高益を達成した東宝を分析してみます。

東宝の強みは以下の通り。
①スクリーンの数
②不動産を含めた事業構造の強さ
③制作会社とのパートナーシップ

コンテンツビジネスのような「水商売」と違って、不動産事業は安定しています。継続的に収益を得られる不動産事業があるからこそ、海外含めて新規展開できるのでしょうね。

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