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ロボット&バトルアニメの書き方(ゲスト:根元歳三さん シナリオランド)

シナリオを中心としたオンラインサロン「シナリオランド」ではオンライン上の交流に加え、クリエイティブの最前線で活躍しているゲストをお招きし、トークショーやワークショップなどを定期的に開催しています。

既に数十回のイベントを開催して参りましたので、随時振り返ってみます。

今回は、アニメ『マクロスΔ(デルタ)』『重神機パンドーラ』『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』や、特撮『ウルトラマンR/B(ルーブ)』『ウルトラマンジード』などの作品を手掛ける脚本家・根元歳三さんから、ロボットやバトルアニメについての創作術を学びました。

ロボット&バトルアニメの書き方(開催日:2018年12月21日)

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【根元歳三さん:プロフィール】
脚本家

<代表作>
◆TV
・アニメ:『重神機パンドーラ』『マクロスΔ(デルタ)』『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』『銀河英雄伝説 die neue these』『ROBOTICS;NOTES ロボティクス・ノーツ』『STEINS;GATE』『シャングリ・ラ』『ログ・ホライズン』シリーズ『デュエルマスターズ』シリーズ『黒子のバスケ』シリーズ『デュラララ!!』シリーズ『ファイ・ブレイン』シリーズ
・特撮:『ウルトラマンR/B(ルーブ)』『ウルトラマンジード』
◆映画
・アニメ:『劇場版 マクロスΔ 激情のワルキューレ』『トワノクオン』シリーズ
・特撮:『劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ!願い!!』

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イベントでは、根元さんのキャリアを振り返りながら、ロボットアニメなどのポイントなどについて伺いました。

ロボットやバトルアニメといえども、無感情ではドラマにはなりません。
感情ドラマは、他のジャンル同様必要です。

例えば、「ただ銃を撃つ」という描写があります。
ここにはドラマの要素が感じられません。

しかし、「娘の敵ー!と銃を撃つ」という描写にすると、途端にドラマが盛り上がるようになります。

シナリオの基本は人間を書くこと。
ここがとても重要なポイントです。
ロボットやバトルアニメでも、変わりはありません。
永遠不滅の鉄則ですね。

更に、
・打ち合わせを上手く進めるコツ
・シリーズ構成の時と、各話ライターの時の意識の違い
・多ジャンルの作品をこなすコツ
・オリジナルと原作物の違い

……といったことも伺い、充実のイベントとなりました!

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