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お世話になったMさん、と いつもお話を聞かせてくれるOちゃんへ。 ————————————…
瞼の水平線に注ぐ声 なずなを揺らす耳にふれるまで 立つ瀬のみぎわにせめぐ文字の群れ 薄荷の…
透明 ゆらゆら くだり道 たどり着かない水たまり もしもあそこに届くなら 君にあの日の「ごめ…
短歌
何度も何度も砂を噛むようなその周波数に名前をつけたところで 実のところ何も変わらないまる…
「生まれた」ということと 「死んだ」ということは 同じ目方の「1」か「0」だが そのあいだの「生きている」ということは 形容のしようもないほどに はかりしれない無限に満ちている
断面をあらわにしないまま年輪をのぞく術はない すべての葉が落ちても 枯れたとはいえず 満…
月を掬いあげん、と 水へと手を延べる 呼ばぬうちに応える声に 帳は白く淡く その手のひらの…
その目が最後に映したものは 何だったろう 産みおとし慈しんだ 四肢のとめどない歓声が いのち…
朝が来て 夢かおる 昼の間に 照り流されて 夜に落ち ことば遊ぶ まにまに 眠る おやすみなさい _____ という詩を、前住職である義理の父のご往生直後に書いて、そのままメロディをつけたのが2020年2月。いちど曲にして、しっくりこなくて塩漬けて、先日、即興演奏家の中村勇治さんが声をかけてくださった朝活ライブで久々に演奏してみたところ、なんとなくこういう感じで深めてみようと思われた。という、そのライブ映像がこちら。