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日々是詠日

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日々の詩・短歌・俳句(自由律含む)・雑文の記録。
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記事一覧

詩|青

お世話になったMさん、と いつもお話を聞かせてくれるOちゃんへ。 ————————————…

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詩|なずな

瞼の水平線に注ぐ声 なずなを揺らす耳にふれるまで 立つ瀬のみぎわにせめぐ文字の群れ 薄荷の…

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詩|是(これ)

透明 ゆらゆら くだり道 たどり着かない水たまり もしもあそこに届くなら 君にあの日の「ごめ…

5

夕食は胡瓜の責に帰したことをだしぬけに悔いる午前2時

短歌

5

未だ見ぬ森の深きにあそぶまま明日のとこしえはさらに深く

短歌

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詩|CHONSP radio

何度も何度も砂を噛むようなその周波数に名前をつけたところで 実のところ何も変わらないまる…

4

詩|一滴のなかに

「生まれた」ということと 「死んだ」ということは 同じ目方の「1」か「0」だが そのあいだの「生きている」ということは 形容のしようもないほどに はかりしれない無限に満ちている

詩|水の木

断面をあらわにしないまま年輪をのぞく術はない すべての葉が落ちても 枯れたとはいえず 満…

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詩|漂泊の線

月を掬いあげん、と 水へと手を延べる 呼ばぬうちに応える声に 帳は白く淡く その手のひらの…

音もなく白くたおやぐ夜をゆく猫に寝床を寝床の猫と

詩|凡庸な祈りへ

その目が最後に映したものは 何だったろう 産みおとし慈しんだ 四肢のとめどない歓声が いのち…

猫のサーカス団が一大スペクタクルで見舞う床の身の上

顎を突いてくる肉球の湿り気

詩|住処

朝が来て 夢かおる 昼の間に 照り流されて 夜に落ち ことば遊ぶ まにまに 眠る おやすみなさい _____  という詩を、前住職である義理の父のご往生直後に書いて、そのままメロディをつけたのが2020年2月。いちど曲にして、しっくりこなくて塩漬けて、先日、即興演奏家の中村勇治さんが声をかけてくださった朝活ライブで久々に演奏してみたところ、なんとなくこういう感じで深めてみようと思われた。という、そのライブ映像がこちら。