見出し画像

キャリアデザインについて思う事

「キャリアデザイン」を考えた時期はいつですか?
高校生?大学生?社会に入ってから?

ある国立大学医学部教授とお話をさせていただいた時、先生のお言葉から衝撃的な言葉が飛び出した。
 それは、海外の留学生と国内の学生が大学に来る「目的の違い」だ。

国内の学生達は、
◉親が医者だから自分も医者にならなくちゃいけない
◉優秀な大学へ進学すれば将来の道が開ける〜
◉一番だから
◉ライバルより上位の学校に行きたい
などだそう。

一方、海外の留学生、特に「国費」で留学に来ている学生達は、
◉自国の医療にイノベーションを起こしたい
◉自国の国民を救いたい
◉世界で活躍したい
◉成功して家族に貢献したい
と言っているそうだ。

恥ずかしいながら、私自身が大学時代に、このようなピントで世界や国、あるいは未来を観れてはいなかった。

私は、何のために勉強をしなければならないのか?
この問いについて、答えを出せていなかった。

しかし今、独立してよく想うのは、
私は、何のために仕事をするのか?
という問いである。

私の今の考えはこうである。
家族や自分の成長や豊かさはもちろんだが、
自分に何が出来て、あるいは出来るようになって、何をすれば

世の為になるのか?
世間様に喜んでいただけるのか?
目の前の人が笑顔になってくれるのか?


こんな考えを抱くようになった。

綺麗事と言われるかもしれない。
バカげてるとも言われるかもしれない。

けれど、サラリーマンという安定した「池」を捨て、
フリーランスという不安定な「大海原」に出た理由はそこにある。

今からでも遅くない。
今が一番若い。
違和感の中で自分や周りに帳尻を合わせて、自分の考えに「フタ」をしたくない。

だから漕ぎ出すのだ。
小さな船に、今にも折れそうなひび割れたオールで。

いつか、実力がつき、仲間が出来、実感を感じる頃。
大きな船に、立派なエンジンがつき、優れた航海図を駆使し、「大船団」となって世界の海を渡っていたい。

自分の子供や、次世代の若者たちにも、出来るだけ「大きなピント」でキャリアデザインをして欲しい。
小さなピントには合わせやすい。
大きなピントはボケやすい。

だけど、必ず見えてくる。
自分にも何かができる!

その為に勉強に励もう!
私たち現役世代であっても、遅くはないはず。

もう100年時代に入っているのだから。

多くを学び、実践し、また学ぶ。
人生における課題の「目的」を、自己やその周辺の家族だけにするのは、もったいないと思いませんか?

驚くべき事に、「自殺件数と失業率」はここ20年間は、比例しているのだそうだ、人生の目的が「仕事」に大きく関わっている事を示す「裏づけデータ」もある。

コロナがもたらす恐怖は、健康被害だけでは無い、経済的不安や被害が多くの人達を苦しめる。

家にいるからこそ、普段しないところまで考えを深めてみませんか

今を生きる私たち、
それぞれ種々の「目的」を果たし、明るい未来を想像するきっかけになればと思う。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?