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二つの価値観の心を統合して新しい心を生み出す。クオリアと意識の統合理論(FFGs理論を理解するための基礎知識)

FFGs理論はあらゆる分野に応用ができるのはKSや非KS問題をどのように認識するかにより創発力(発明する天才の脳になるための訓練)が向上するからです。
例えば貴女のクオリアを説明してくださいと言われても言語化できないのと同じようにFFGs理論も言語化(誤解が誤解を生む)に失敗すると新核兵器を生み出す可能性のある創発能力なのです。

まず基礎学習としてクオリアと人間原理、意識の統合理論を学習しないとFFGsは実践できません。先に解説した3つの基礎学習も必要ですが、初心者はここから始めるのがいいと思います。

1章;クオリア

クオリアとは、感覚的な経験に伴う独特で鮮明な質感のことです。例えば、赤いリンゴを見たときに感じる赤さや、甘いケーキを食べたときに感じる甘さなどがクオリアです。クオリアは個人的で主観的なものであり、他人とは言語化できないほど微妙な違いがあります。 それでは具体的にクオリアを解析して説明し脳の働きと意識の統合を説明します。 

①解析とデーター


2009年に精神科医・神経科学者ジュリオ・トノーニと計算神経科学者デイヴィッド・バルドゥッツィは、意識の統合情報理論に基づく学術論文「クオリア:統合情報の幾何学」を発表した[5]。この論文は幾何学的手法によって、クオリアの複合体である「クオリア空間(“qualia space”、略称は“Q”)」を、「神経生理学的データ(“neurophysiologic data”)」として計測した。前掲論文は例えば、次の通り述べている。

4つの要素でできている系〔システム system〕におけるクオリア空間は、16次元である(このクオリア空間は、その複合体において24個存在する可能状態のそれぞれに軸を持つ)。それら複数の軸はページ上で平らに置かれている。x1=1000の状態に入ると、複合体はQ空間〔クオリア空間〕の中でクアーリ〔クオリアの単数形 quale〕または形状を生成する。

2017年に神経科学者・医用工学者ロジャー・D・オープウッドの学術論文は、「ECoGデータ(皮質脳波検査データ)」およびガンマ波振動とアトラクターを解析して、「クオリアは高確率で局所的皮質ネットワーク内における情報処理の結果である」と述べている。

2018年にIBM社が出願した情報工学の特許技術では「疲労、気分、および疼痛や苦痛の重症度」等といったクオリアを、「クオリアデータ(“qualia data”)」として情報処理している


②解析の試み

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