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勝負が嫌いなんだと思った。





勝負が嫌いなんだと思った。
勝った負けたとどちらか一方で判断を強制されることにストレスを感じる。勝っても嬉しくなることがない。なのに負ければちゃんと悲しくなる。どちらにせよ嫌な思いをする。私のような人たちは早く"勝負"というものから立ち去らないと瞬く間に巻き込まれてしまうだろう。
勝ちも負けもないところ。それは中途半端では決してない。それもまた一つの場所であり、そこに在ると決めて動かず見届けることも、一つの強さであると学んだ。
か細い光を道標にここまで歩いてきたんだ。それを誇りに思おう。離れてみてわかったのは、苦しくてもそれが本当に欲しくなければ動いてなかったということ。欲することができないと思ってたけどちゃんと不器用にも求めることができてたみたい。
それだけで充分だと思った。今まで感じてきたことと、これからを羽ばたきたい気持ちで心はいっぱいに溢れている。




人を傷つける人は救われたいからなのだと思う
涙は出し切ってしまったのでしょうか
あなたとのお別れだというのに何も感じないのです
『涙が流れないのはもう悲しくないからだよ』
強がるあなたに何も言えなかった
『もう誰も愛せないのでしょうか』
幸せが目の前を通り過ぎていく
幸せが何かはわからないけど
『ずっと好きでいてくれるといいな』
あなたの優しさが痛く残っている
離れないでと何度も願う毎日が
苦しくも、愛おしい日々でした



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747字
裸足が好きです

白よりの藍

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