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自分で生んだものを愛せなくなったら、そりゃ怖いよね。




昨日は鳥越アズーリFM!
Unsignedありがとうございました!
井上さんには大きな感謝です!!!
ご配慮いただいてZoomでの出演だったのだけど、緊張したなあ。笑

井上さんは私が音楽を始めたての頃にやっていた新宿での路上ライブで出会った方でそれからライブはもちろんのこと、企画ライブやこういった番組にも呼んでいただいたり、出会ってから8年という期間!非常に長く、Cocoという人間をすごく愛し見守ってくれている方です。

今回の出演は2回目だったんですけど、もうあれから一年か!という衝撃と、私自身の変化に改めて気づけた日でした。



今だから言えることは、
ライブが怖くなってしまったということ。
口に出してしまえば、もっと遠のいてしまうんじゃないかって
だから何も言えずにいた。
ライブは私の中ではずっと「戦い」だった。
その戦いに私は負けたのだろうか?
ずっと毎日問い続けてたと思う。
いや、これは勝ち負けのような、そんな下らないものではない。

これは勝負ではない、戦いなんだ。
例えそれが「勝ち」だとしても「負け」だとしても
全然嬉しくない。どっちでもいいんだもの。
私は自分に勝ちたいわけでもなく、負けたいわけでもなく、
一緒に戦いたかったんだ。


一人になろうとしていた。
「孤高」を捨てようとしていた。


誰も近寄って欲しくなかったし、
自分の弱さを認められなくて、自分を信じる強さもなかった。
正解は今もない。それがいい。まだまだ旅の途中。
一緒に歩いている。



「自分の正体」




やっと少しずつ見えてきた。
ずっと側にいてくれたんだよね。
ごめんね、ありがとう。





肯定する力と、感じ取る力


もっと言えば

自分を肯定する力と、幸せを感じ取る力


これさえ忘れないで
そばに置いておけたら、置くことができたら
本来持っている力を出せると思っている。
受け取ってばかりのわたしたちには
それって結構しんどいけど、
どれが良くて悪いかもわからないまま
ダムから溢れ出しちゃうのを防ぐには
守るための、力が必要で。
それは武器から生まれるものではなく、
自分の中から生まれるものだと思っている。


生まれ持ったものを、知らないまま
自分のことをよく知らないまま、
この世を去っていく人もいる中で
ぐるぐる回っているこの世界では
一人一人がそれぞれのメッセージを受け継いでいる。
それがどんな形で受け継がれているのかは自分で見つけるしかなくて、気づくしかない。
人間簡単に変わらないなんてのは、少し嘘だと思う。




自分の言葉を、声を、心を
守って、吐き出して、
時にはここまで歩いてきて、
背負ってきたものを下ろして、


少し休もうよ。休んでみようよ。
大切なのは、逸らさないこと。
逃げてもいいから、塞がないこと。
それができていればあとはなんだっていい。
そしてそっと、手を添えるだけでいい。
そこに在るだけで温もりを感じられる、
そんな優しい世界は自分の中にきっとある。

転んだっていい、失敗したっていい。
恥ずかしくなんかない。
どうせ傷つくなら、やってみてから泣いていたい。
そう、まだまだ泣けるよ、泣いていいよ。
まだまだ笑えるよ、笑えるんだよ。




ふう。

深呼吸して、

目の前にはない、作品を見つめる。

自分や誰かに評価されるために生み出すのではなく、自分が生きていくために生めばいい。ただそれだけだ。
誰かの評価や価値観という名の落書きや、暇つぶしが、その作品を汚すことはない。
想いのある言葉だけが残る。
そう見えてしまっているのなら、汚いと思うのなら、
自分というフィルターを通ったあらゆる吐き出しものが、その作品を汚してしまっているのだと思う。


自分で生んだものを愛せなくなったら、そりゃ怖いよね。


そしてそこからだけは、逃げてはいけないんだ。
愛って痛い。軋む音がする。
傷ついて、泣いて、笑って、喜んで、
がむしゃらでいいんだよ
感情を殺さないで
心を込めて、
声を。



さあ!唄うぞー!





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