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自分の汚くて、嫌いな部分も、全てがわたしであって、隠そうとすればするほどダメなんだって思った。浮き彫りになったそいつと睨めっこしてていいんだって思った。





『お前も夢を持ってただろう?』
ドキッとした。何故過去形なのだろう。いつから過去になってしまったの?
まだまだ走り続けている私に、私が同じように問いかけてみた。
これはわたしのものだから見せることはできないけど、あの頃キャンバスをぐちゃぐちゃにして描いていた絵に光を描いているよ。描けるようになったんだよ。そんなことを言いたくなったけど、何も言わずにうん、と頷いた。
だから待っていてほしい。わたしの生み出した子達があなたの目に映り、歓喜するその時を。だから耐えるんだ。耐えて、耐えて、信じて、信じて、繰り返す。これは終わることのない夢。夢を見ることはいつか終わるのではなくて、終わらせていることができてしまうだけだ。そしてそれを選んでいるのは、自分だということを忘れてはならない、そういつも思う。




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裸足が好きです

白よりの藍

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