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20240614


「わたしらしく生きなさい」
ベランダに椅子を置いてぼーっとしながらストレッチをしているとふとこんな言葉が浮かんだ。
何も考えず、今動かしている手、足、呼吸に集中する。
どうやって筋肉が伸びているか、どこが動かせていないのか、身体の重心を中心に戻すイメージで、負荷がかかっているところはないかチェックをして対話する。
自分の身体、心のことなのに、わからない。ということがわかる。
人に感じていることと同じくらい、自分も気にかけないとなあ、と思いながらこんなに自分のことばかりなのに!?というわたしもいて。
負けない!という気持ちを、誰に弱音を吐くことなくひたすら自分に課している、そんな人って多い気がするんだ。
どこにも矛先を向けれずに、自分がなんとかすればいいってひと。
これって誰にでもできるようなことじゃないんだって。
目の前に見えている情報だけでなく、無意識に受け取っている情報があることを忘れないで。
疲れたときは、立ち止まって深呼吸。
休んでいいんだよ〜を繰り返す。リハビリみたいな日々。
今この瞬間だけでもいいから、よく頑張ったねって言ってあげよう。を意識的にするようにしている。
どうしようもないことばかりだな、って思うけどこの世界は自分の思う通りになるらしい。良くも悪くも。
あのときの、たった一言でわたしは絶望して、救われている。
あなたもどうせわかってくれないんでしょ、もうこれ以上傷つきたくないんだよ、の中でぐるぐるしている。
恥ずかしながら、今もまだ消化しきれていなくて、そんな自分がたまにひょっこりと顔を出す。
信じては裏切られて、だけどまたきっと信じるんだよね。
そんなわたしがわたしはすごいと思う。



できるだけ微笑むようにした。
気まずい空気にならないように、そんな癖がついている。
「なんで笑ってるの?」にドキッとした。
あとから聞くとその人は自分のことを"笑われた"と感じたらしい。
何もおかしなことはないのに、わたしが顔を見て笑ったから。
難しいな、と思った。
緊張感がピリっとなる初対面が苦手だ。
だからそれを少しでもふにゃっとさせたくなる。
まあまあまあ。そんな効果音が入るような雰囲気に。
でもなんのことかさっぱりな人もいる。
むしろ"この状況"にてんやわんやしているのは私だけだったりもする。
そんなときはまたやっちまった〜と立ち止まるんだけど、私は狭間にいるのがどうにも苦手というか。
居心地がいい場所を見つけるのがうまい人っているよね。
そもそもそんな感覚ではないのかも。
こんなことをひとり頭の中で繰り広げているので、そりゃ"人と関わる"が大変なわけなのです。
そんな自分と折り合いをつけながら、自分と会話しています。


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裸足が好きです

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