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まちがいだらけのスキンケア~専門家が教える化粧品選びの新常識~【都市伝説編】

こんにちは!
COCO.skinの後藤です(*´∀`*)ノ+*

今回は『都市伝説編』
信じるか信じないかは、あなた次第です!(ドーーーンッ)

ではなく!
巷に流れているスキンケアに関する噂について、本当かどうか、正しいことをしっかりとお伝えしていきたいと思います!!

【都市伝説 .01】パラベンって有害なんでしょ?

防腐剤であるパラベンは良くないと言われていますが、これは正しくありません。
副作用として、皮膚への塗布や摂取によって皮膚刺激やアレルギー反応の可能性があると報告されていますが、副作用が出る人はほんのわずか。
皮膚刺激やアレルギー反応が誰一人出ない成分はないので、これは普通であると言えます。

むしろ、パラベンフリーと言われ、新しい他の防腐剤が使用されている商品や防腐剤フリーの商品の方が怖いこともあります。

パラベンは少量で安定した防腐効果が得られます。
しかし、他の防腐剤(フェノキシエタノール、安息香酸塩類など)はパラベンよりも多い量配合しなければ防腐効果が発揮されません。
そのため、パラベンフリーで他の防腐剤が使用されているものの方が肌が荒れてしまう・・・という方もいらっしゃいます。

また、長年化粧品に使用されてきたパラベンは安定して防腐効果が持続することが知られていますが、他の防腐剤の中には持続力が不安定なものも・・・。
防腐効果が持続しないと、使用している間に菌が繁殖してしまう恐れがあります。防腐剤フリーも同じです。

「パラベンフリー」や「防腐剤フリー」と聞くと、良さそうなイメージを持ちますが、そうではありません。
しっかりと正しい知識をもち、自分の肌に合うものを選ぶことが大切なんです。

【都市伝説 .02】界面活性剤って肌に悪いんでしょ?

界面活性剤は肌に悪いんでしょう?
とよく聞かれますが、そうとはいい切れません。
正直、配合量や種類(構造)によります。
なぜ、界面活性剤が悪者のように言われるのか、ということを説明する前に、少しだけ界面活性剤についてお話します。

界面活性剤は、水と油を仲良くさせる役割を持ちます。
例えば、乳液やクリームに水と油が分離せずに配合できるのは、界面活性剤によって仲良くさせられているからです。
クレンジングの際に、メイク(油)が水に流れていくのも、界面活性剤のおかげなんです。
界面活性剤が水と油を仲良くさせられるのは、水と油両方の性質を持っているから!

界面活性剤は水と油両方の性質をもっていることによって、水と油両方が存在している肌に、とっても浸透しやすい!
しかし、浸透しやすいが故に、肌の層(角層)を壊してしまったり、バランスを揺るがせてしまうので、刺激を感じてしまうような種類の界面活性剤もあるのです(><)

様々な種類の界面活性剤が配合されているものは、肌に悪い!
というような噂も耳にしますが、そんなことはありません。
実際、1種類で処方が組まれているよりも、様々な種類を組み合わせて処方を組むほうがトータルの界面活性剤の配合量を少なくすることができるため、刺激のリスクを下げることができます。

色々と界面活性剤についてお話をしましたが、化粧品に界面活性剤は必要不可欠な存在!
界面活性剤には、保湿性に優れているものや有効成分を肌の奥(角層)まで届けてくれるものなど、肌に良い効果をもたらしてくれる種類もたくさんあります!
界面活性剤フリーが一概に良いわけではないのです。

【都市伝説 .03】ミネラルオイルってナチュラル成分で肌にいいんでしょ?

ミネラルオイルは、肌に良いです!
何と言っても、保湿効果(エモリエント効果)が抜群!
肌表面で水分の蒸散を抑制してくれます。
また、サラッと伸びるのに肌なじみがよく、テクスチャーを良くするために配合することもあります。

ただ、ナチュラルではありません!
ミネラルというくらいだし天然の植物油か何かでしょ?
と思っていたら、それは大間違い!
ミネラルオイルは鉱物油、つまり石油由来なんです。

もちろん、鉱物油だから悪いということはありません。
以前は鉱物油に含まれる不純物が原因で、黒皮症という問題になっていましたが、現在は精製度が高くなっているため、問題はありません。

また、鉱物油は
・安定性が高いため、酸化変敗しにくい
・皮膚への刺激が低い
・植物油よりも原価が安い
そのため、クレンジングオイルや乳液、クリームなど様々な剤型で汎用されています。

もし、植物油にこだわって商品を選んでいる方がいたら要注意ですが、安心して使用できる優れたオイルです。

製品の配合についてCOCO.skin専門家の分析

都市伝説3つについてお話してきましたが、いかがでしたか?
こんなお話を聞くと、有効成分以外の基材成分(保湿剤、界面活性剤、防腐剤など)についても気になってきますよね・・・

COCO.skinでは、商品詳細に「製品の配合についてCOCO.skin専門家の分析」を設けています!
成分の性能を引き出すための処方の工夫や、テクスチャーを演出している基剤成分など、スキンケアの処方開発をしたことがある専門家にしかわからない内容を解説しています。
それは、みなさまにCOCO.skinを信頼してほしい、安心して商品を買ってほしい、という想いからからなんです!

「このアイテム変えてみようかな?」
そんなタイミングでぜひCOCO.skinの商品を覗いてみてください。
しっかりと肌悩みにアプローチしてくれる商品が見つかります!
知らない商品でも、まずは商品の解説だけでも見てみてくださいね☆

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