母が本当に言いたかったこと(バトル翌日のお話)
母とバトルをした翌日、お互い昨日ほどの熱量もなさそうに感じたので、時間を設けて母と話をしました。
母にとっては“どうしたらいいのか?”を聞くことがベースにあるから、今回も
「もうどうしていいかわからん。私はどうしたらいいの?」
から始まり質問のループ。
そして、聞くことが無くなると
「この家にはわかってくれる人がいない‼︎」
「私のこと馬鹿にして‼︎」
と怒り出し、
「もう逃げたい」
と泣き出してしまった。
せっかくここまで感情を爆発させることができたなら、次のステップ✨
一旦、深呼吸をして母が封印してきた心の奥底に触れる準備をして、
「お母さん、話すよ」
と母にも私の話を聞く準備をしてもらい、
「聞かれたことに答えても、次の質問をしてきて、前の質問と話が変わってしまうからお母さんが何を言いたいのか私もわからなくなってしまう」
とまず伝えました。
その後の母との会話。
私「何に対して“私はどうしたらいいの?”って聞くの?」
母「わからん」
私「お母さんにわからなかったら、私にもわからないよ」
母「でも、あなたたちは自由でいいよね」
私「何が自由に思うの?」
母「友だちと出かけたりできるじゃん」
私「友だちと出かけたいの?」
母「出かけたいけど、そんな時間ない」
私「本当にない?」
母「ない。だって、車の運転できないから迎えにきてもらわないといけなくなる」
私「時間がないんじゃないじゃん。迎えにきてもらうのが申し訳なくて会えないんじゃん」
ここまででわかったことは、自分の都合に合わせてもらうのは申し訳なく思ってしまうところ。
うーん🤔友だちと会いたいなら、駅で会えば車がなくても公共交通機関で会いに行けるんじゃないかな?とも思った私。
今は駅中もいろんなお店が入ってて賑わってるし✨
この後が母の核心です。
母「今まで自分のことなんて考えたことなかった」
私「全然?1分も?」
母「ないよ。この子とは遊んじゃダメ。コレしちゃダメ、アレしちゃダメ。おじいちゃんが入院したときもおばあちゃんはいつも私のせいやったもん」
私「だから考えてこなかったの?」
母「うん」
私「おばあちゃんに責められるし、怒られるから、怒られないようにしてたんじゃない?」
母「そうやよ、だからおばあちゃんから逃げとったやん」
私「考えてるじゃん‼︎逃げたのも、自分のこと守るために自分のこと考えんだと思うよ」
母「そうだと思う。でも、また一人にされたらどうしよう?って怖い」
私「だったら、それこそひとりになるじゃん。私や孫たちが一緒にいようとしてもお母さんが逃げたら一人ぼっちになるよ」
以上が母と私のお話です。
母の心の奥に隠しては本当の気持ちは、
「相手の言うことを聞かないと怒られたり、責められたりする。相手に合わせなかったり、言うことを聞かないと一人にされる」
とゆう恐怖でいっぱいだったんだと思います。
そのせいで、一人にされたくないあまり
「あんたたちは、どーせ私を一人にするんでしょ‼︎」
と攻撃に変わってしまったんでしょう。
でも、何十年も抱えてきた恐怖が一日二日で消えるものではないと思うので、私はこれからも
「私に合わせなくても一緒にいるから大丈夫🙆♀️」
と伝えていこうと思います。
話してみないと分からないことってたくさんあると思います。
でも、ケンカや言い合いになっても熱が冷めたときに話してみると、思わず感情的になってしまっていた時の原因が見つかるのかもしれません。
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