見出し画像

【ふつうの相談】ふつうの人が公認心理師になったら

走れ!【フリーカウンセラー】
前回の記事でスキ♡をたくさんいただいたので、次の記事に悩める幸せ者です。
※ありがとうございます!

ふつうの相談
著 東畑開人

しばらくの間、読むか迷ってたのです。
東畑さんの代表作と言えばこれ、

これも前から友達から聞いて知っていた本です。
わたしがまだ公認心理師になる以前のこと。
東畑さんの文章がとてもやさしくて、登場人物の口から発せられる言葉の語気や、汗の匂いまでリアルに感じられました。
そんな東畑さんの言う「ふつうの相談」ってなんだろう。
心理士のカウンセリングとは違うのか、それとも心理士もふつうの相談をするのか。
なにが書かれていたかわたしが説明するより、本を読んでいただければわかります。
なので今日は著書の東畑さんへお手紙を書きます。


東畑開人 様

初めまして。
わたしはあなたよりいくつか年上の看護師です。
こどもが好きで小児科で働いていましたが、よく悩み相談にのったりしているうちに心理への興味が湧き、独学でカウンセリングもしていました。
当時(20ウン年前)は心理士といえば臨床心理士しかなく、今さら大学と院を卒業する余裕はありませんでした。
なので心理学を専攻し大学や院を卒業した心理士さんには負い目を感じていました。
そのため大きな声でカウンセラーを名乗る自信はなく、知人からの紹介で細々としていました。
その僅かなクライエントさんでも話を聞いてもらってよかった、と言われる方がいました。
だれかのお役に立てるのであればという欲が出て、X(旧Twitter)で宣伝してしまったのが運の尽き。
心理クラスターの攻撃は凄まじく、その時のわたしはヘビに睨まれたカエルでした。
でも、それも一晩で立ち直りました。
リツイートは追いかけず、第1発見者さんへはご指摘を真摯に受け止め感謝を送ることで事なきを得たのです。
この強靭な心はやはりカウンセラー向きじゃない?とここでもポジティブを発揮できました。
そして風の便りで現任者が公認心理師を受験できることを聞き、勉学に励むこと1年と半年。
心理士にはなれましたが、これで堂々とカウンセラーを名乗れる、とは思わなかったのです。
寧ろ、カウンセリングを躊躇してしまうじぶんがいました。
でも受験勉強で学んだことは臨床で役に立つことは多く、看護師をしながら心理援助ができることを知りました。
そんななか、東畑さんの「ふつうの相談」に出逢いました。

「ふつうの相談」はみんなのものである。

もしかして公認心理師になってなかったわたしのカウンセリングも、きちんと役割は果たせていたのかな。
この本を読み進めていき、じぶんの願いが確信に変わっていきました。
ありがとうございます、東畑さん。
本のなかのあなたの言葉に、酔いしれるわたしはまるでカブトムシです。

思いの外長くなってしまい、大変申し訳ありません。
長くなったついでに、わたしのこれからのこともお伝えさせてください。

自殺をなくします。

公認心理師は国民の心の健康を守る役割があるため、この国の社会にも関心を持った方が良いでしょう。
生きづらいのはその人のせいではありません。
人を変えれなければ、社会を変える。
今後の東畑さんのご健康とご活躍をお祈りしております。


お付き合いいただきありがとうございます。
あなたは?
あなたはどんなことを相談したいですか?
よろしければわたしに教えてくださいね✨

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?