国造焼 | 陶器 | 鳥取県倉吉市
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国造焼 | 陶器 | 鳥取県倉吉市

国造焼 こくぞうやき
 明治に祖父母が倉吉市の不入岡(ふにおか)、上神(かずわ)一帯の陶土が焼き物に適していることに着目、この地に移り住み、明治二十三年に創業する。不入岡の近くには伯耆の国の造(みやつこ)をまつった大将塚があり、「こくぞうさん」と呼び親しまれていたことから、こくぞうさんにあやかって、昭和五十年、初代 秀治が『国造焼』を創始しました。
 朝夕に伯耆大山を仰ぎ見る環境にいて、祖父母の代から土と共に生き、土に取り組むことのできる喜びをこれからの作陶に活かして、皆様に「こくぞうさん」の愛称で親しまれる窯元でありたいと思います。
国造焼 四代 山本佳靖 

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化粧土
窯元付近の鉄分を多く含んだ化粧土。器の下地として使用する。

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実験材料の陶土
隣町、北栄町で取れた赤土の陶土。作品になるまで幾度となく試しを行い作品に変化する。

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水簸土
小石など除去し、きめ細かい水簸土を器の下地に塗る。上塗りの釉薬との焼成変化で落ち着いた色合いの器となる。

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作業場
ここで器を成形する

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釉薬
下地の化粧土の上に上塗りする釉薬(上:透明釉 左:藁灰釉 右:鉄釉)

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施釉
釉薬(写真は藁灰釉を施釉)をかけ乾燥させる。この後、焼成に入る。

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焼成前の窯の中
最大1260℃で14時間かけて焼き上げる。48時間かけて窯の中でゆっくりと徐冷させる。

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左:焼成前 右:焼成後
焼成することで土に含まれる水分が抜け土が焼き締まり10%コンパクトになる。十分に焼き締まることで丈夫な器となる。

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刻印
”国造”の刻印が器の裏側(高台)に押印されている。押印の理由は作品に責任を持つこと、使い心地が良く再度購入したい時に目印になるようにと記されています。土は焼き締めると石のように変わるので土に還るまで数万年と風雨にさらされ風化しなければ戻らない。


|飛び鉋技法とは|
鉋と言われる陶芸工具の刃先を使い、連続した削り目をつける技法です。鉋が器面を飛び跳ねるように動くことから飛び鉋と称されています。鳥取には観光名所で代表される鳥取砂丘があります。浜から吹き上げる風により規則正しい風紋が砂丘一面を覆います。その美しい風紋を飛び鉋技法を用いて器に表現することが国造焼の代表作のひとつです。画像2

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線文(せんもん)とは
釉薬(焼成後は白となる)をかけた後に、ケガキ針で釉薬を掻き落とす方法です。釉薬の下地には地元の鉄分を含んだ化粧土(焼成後は茶となる)をあらかじめ塗っているので焼き上げると掻き落とした線の部分から化粧土の茶が覗きます。鳥取県は全ての市町村で天の川が見られるなど天体観測に適した環境であり、線文を星座に模して、星と星とが繋がるように迷いなく掻かれています

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国造焼の白釉の特徴
食器を盛り付ける際に食材を引き立てる白にこだわり、カップに注がれた飲み物が綺麗に映える白にこだっています。盛り付けるものを活かすことや長年の使用に耐える丈夫さ、使いやすいサイズ感に手に取った時の重さなど日夜追求しています。

器の中に貫入が入り、少しづつではあるが毎日のひと時が器を育てています *2年使用しているマグカップ

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販売元 COCOROSTORE
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