ぶっちぎった…!かくも私は私を生きたの…!
いつもありがとうございます。天と地を繋ぐツインレイライトワーカーⓇ&ヒプノセラピストあかりです。
出会いは本当に昔でした。
やっぱり彼しか心を許せない、彼でないと魂はしっくりこない…常にそう感じ、長い年月を彼と共に紡いできたご相談者さま。
なのに、「少し時間がほしい。」と言ったまま、突然音信不通になってしまったお相手。
そうやって2年が経とうとしていました。
今回のご相談者さまをPさんとさせていただきます。
運動が大好きで、普段はとても快活な女性。頭の回転も速く、瞬時にさまざまなものを複合的にとらえることができる、まさしく才色兼備のPさん。
そんなPさんは当初、サイキックチャネリングで彼との関係についてヒントを得たいと考えていらっしゃいました。しかし、あかりの方でチャネリングをしても、宇宙から降りてくるのは、「待っていました!」「さぁ、あなたの人生、第2幕の始まりですよ!」と言った、仕切り直しのようなメッセージ…しかも、宇宙的には祝福に近い熱量で伝えてきてくれます😲
境界線
前回のサイキック・カウンセリングで見えてきたもの…それは、境界線。
境界線?
実は、「ありのままの自分を出すのが嫌だ」ったのだと、Pさんご自身も自覚し始めます。それは、SNSでご自身を発信することも、女性として愛を表現することも含めて、でした。
そんなPさんは、パートナーシップでも、過去に苦汁をなめてきました。
「本当にこの人で良いのだろうか?」私は彼のこと、実はそんなに好きでない…みたい?でも、相手が私のことを好きって言ってくれるから…。そうご自身を納得させ、パートナーシップを構築しようとしてきました。しかし、それは、彼女に悲しみと苦悩をもたらすだけでした。
「どうして、私は自分を抑えてしまっていたのだろう、どうしてありのままの自分を出すのが嫌だったのだろう」
そんな思いでセッションは始まりました。
彼女を出迎えた無表情の夫
少し暗い森が目の前にたちはだかります。しかし、今回はプレアデスやシリウスに光を注いでもらい、明るくなってきました。そんな森を抜け、町に出ます。
19世紀ヨーロッパ。ハイジの小説が人気を博していた頃のドイツでしょうか。
街には人々が行き交い、平和な中にも秩序が保たれている…足を進めると、Pさんはご自身の帰る家に着きます。
ドアを開けた途端、無言と張りつめた重い空気…無表情の夫がPさんを待っていました。「ただいま!」と言おうとしても、「あぁ、またか。」「今まで何やってたんだ?」と、夫がその空気感のなか圧力をかけてきます。
夫は50代でしょうか、ガタイもよく、ひげが生えて、更なる威圧感がPさんを襲います。
Pさんは30代、町娘のようないで立ちです。買い物から帰って来たようですが、「おかえり」とも歓迎されないそのなかで、Pさんの心はどんどん委縮していきます。
「私の家なのに、どうして…?」いたたまれなさで、ため息をもらすPさんでした。
どうやら、この結婚生活、10年ぐらい続けているようでした。
「Pさん、一体どうしてこんな結婚生活を続けることになったのか、そのきっかけになった地点まで戻ってみませんか。」あかりが問います。
君さえ我慢すれば、丸く収まる
場所は変わり…町も国も変わったようです。先ほどの石畳、レンガ…ではなく、広々とした草原が広がっています。お天気はもっと温暖で、伸び伸びと深呼吸ができる場所にいます。
あら?Pさん…指輪をしていますね!
「結婚していたんですか?」
「ん~プレゼントでもらったみたいです」
…あの夫から?違うよねぇ…
Pさんは、教会へ向かっていました。ドッシリとした大きな教会を開けると、神父様がやはりまた無表情で、Pさんを待っていました。
無表情どころじゃない、険しいお顔でPさんを見つめています。
Pさんがわがままを言ったのでしょうか? いいえ。何だか諭されている?説得されているようです。
「我慢しなさい。どうして、それができないのか。」
実は、Pさんに結婚話が来ていました。しかも、いわくつきの…もちろんPさんには喜ばしいものではありません。左手に指輪をしているPさんになぜ結婚話?
「君が我慢すれば…家族が助かる。親戚が助かる。みんなが丸く収まるのですよ。」
後からわかったことは、親の借金、事業を失敗したのを、Pさんが肩代わりするために、国を跨いでお金持ちの初老の男性の元へ嫁ぐ計画が、ご本人の了承なしに進んでいたようです。
最終通告は、
・あなたには選択肢がない。
・あなたが我慢すれば、みんなが丸く収まる。
Pさんはその神父さまの話を受け入れ、指輪の送り主の男性を諦めなければなりませんでした。「絶望」しかPさんには、ありません。もうどうにもならない。それしか選択肢がなかったのでした。
町を超え、国を跨いだ結婚。言葉は通じたけど、男性の前に立つと無言になる。そんな日々は、楽しいわけもなく。
また、Pさんには自由がありませんでした。どこで何をしたのか、どこに行ったのか、すべて、この威圧的な夫に逐一報告しなければなりませんでした。
そう、彼女は夫に信用されておらず、ずっと管理されていたのです。
自由になりたい…そう思いながらも、いつしかご自身も心を閉ざしてしまっていました。
しかし…
逃走の末
暗い…ひんやりした空間。Pさんはどこかに閉じ込められているようです。
この過去世で、一体何が起きたのか、時間を進めたときでした。
先ほどの絶望の日々から、時間はそんなに立っていないある日です。
窓がない部屋。食事は、お盆に入れられて無造作に床に置かれているようです…
Pさんは、悲しみでその狭い空間に押し込められていました。
「約束を破ったんです。」
え?
「昔の恋人に会いに行ったんです。でも連れ戻された。彼に、自分から会いに行った。けど、見つかっちゃった!」
Pさんはなんと!一発奮起して、まさに逃亡劇!町を跨ぎ国を跨ぎ、彼の元へと急いだのでした。しかし、ご主人に見つかって、連れ戻されてしまったのでした。
当時の社会規範では、このような妻の不貞は、姦通罪として大変な罪とされていました。「あの男のことは忘れろ!」初老の主人が、激怒しています。ムチなどで、体罰を与えようとしています。
これは、罰に対する拷問、つまり死を意味していました。
自分を表現しようと、意志を貫こうとして捕まり、閉じ込められてしまった。そして、命を失ってしまった。あぁ、だから、私は「ありのままの自分を出す」のが、怖かったんだ…。
Pさんの中に、涙と共に浄化と癒しが起こります。
「Pさん、もう十分見てきました。ここから抜けて行きましょう。」逃亡が成功した最高最善の過去世も必ずあったはずです。その時空へと飛ぶことになります。
私はあきらめなかった
最高最善の過去世は、Pさんの出身地の野原、森が開けたところから始まりました。
あぁ、逃亡が成功している!よかった!
指輪の送り主の男性が笑顔で佇んでいます。2~3歳じゃない、もう少しお歳が上のようです。とても品が良い、騎士のようでした。そう、貴族です。
一方のPさんは、町娘。でも、結構かわいい女の子で、お人形さんのように見えます。
そう…ふたりは身分の違いから、結婚できずにいたのです。そんな中で、Pさんは異国の初老男性に嫁がされてしまったのです。
しかし、最善の過去世では、Pさんはぶっちぎりで逃亡を成し遂げたのでした。
町を超え、国を跨ぎ…。山賊や追い剥ぎ、強盗などもいたことでしょう。女性が一人で渡れる時代ではなかったはずです。
「お人形の顔してて、やるね!」 Pさんも仰天します!
お相手は、「よくここまで来たね」ニコニコと温かく迎える一方、ぶっちぎりで逃亡劇を成し遂げた最高最善の過去世のPさんは、「当たり前じゃん。来るに決まってるでしょ?」
江戸っ子さながらのたくましい返事(笑)
お相手は、何度もPさんのために身を引こうと思ったものの、諦めきれないでいました。
「君に会いたかったから。 」と、Pさんを自ら連れ戻しに行こうとさえしていました。
Pさんも、答えます。「もう無理だと思ったこともある。でも諦めなかったの。」
最高最善の過去世のPさんもお相手も、最後まで「自分を」「自分の運命を」「二人の運命を」諦めなかったのでした。
私が、光のお仕事?????
最高最善のおふたりからのいくつかのメッセージを受けます。
しかし、今後の仕事について聞いたときでした。
「困っている人のために、その一心でそこに目がけてやればいい。」
え?
困っている人って、「私のように」困っている人だって!
実は、大切なメッセージは、今Pさんが従事しているお仕事については一言も触れられず、ただただ「光のお仕事・ライトワーク」について、言われていたのです!
一番驚き興奮したのは、Pさんでした(笑)
実は、Pさんは紬とあかりのライトワーカー養成講座の説明会に参加されたことがあります。しかし、第一声は「あ、すみません。私ライトワーカーになる気は全くないんで!」とおっしゃっていた方。
なぜ?ライトワーク?
しかし、この大興奮は、止まりません。なぜなら、最高最善の過去世のおふたりの言葉を嚙み砕いていると、Pさんはある大切な事実にきづいてしまったのです。
「あかりさん!これって、助ける側にまわるということは、抜けることがわかっているんだから、もうその先を目指してやっていくってことでしょ?」
そう、サイレントが終わり、次の段階についての指針を受けていたのですよね😊
そして、サイレントが明けたときがどんなものなのかを、見て行くと…
ケタケタ大笑いするPさんがいます。
「ちょっと、やばい!拍子抜けしちゃうんですけど、再会が超ウルウルの大感動…じゃないんですよ!すごいアッサリ。ぜ~んぜんドラマチックじゃないの!」
え?
あ~!?
再会って、こんなんなの??
映画が「完」になったと思ったら、
鎌田行進曲の映画版で最後にお涙ちょうだいのところが、 何事もなかったかのように、「はい!お疲れ!」で終わる。
「ツインレイお涙劇場・完」が、はい次ね!第2幕ね!みたいな???
大興奮のPさん!でもね、それが再会なのですよね😊
上がり切ると、ドラマチックじゃなくて、本当にシミジミのなか、ふたりでいるのがデフォルトだからこそ、お相手が戻って来ても、「あらお帰り」とにっこり優しく受け止める…そんな光景ですね。Pさんは、ご自身の再会すら、ヒプノセラピーで見せられたのでした。
自分の可能性をマックスに生きたの
ヒプノセラピーセッションの前、サイキック・カウンセリングが終わった時、あかりからPさんに送っていたメールがあります。
「…今回のサイレント、お相手はPさんに何度も「自分を生きる」ことを促したのだと思います。それはご自分の可能性をマックスに開花させると言うこと。今のお仕事で、そしてこういった光のお仕事をして光の導き手として。…」
Pさんは、ここがとても心に染みたとおっしゃっていました。
そう、過去世の最高最善のPさんは、ご自身の可能性をマックスに生きたのです。
「Pさん。あなたの諦めないところを、ご自分を信じる生き力を、ぜひ覚えていてくださいね。」
今、Pさんが一番目指している部分でもあります。大丈夫、過去世のあなたはあんなにも大胆に成し遂げたのですもの。今世のPさんも絶対に大丈夫。
さぁ、Pさんの次へのステージが始まります!
本日も最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
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