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【セッション・レポート】生き抜いてくれてありがとう!(1部)

ご来訪いただきありがとうございます。~あなたの心にあかりを灯す~ツインレイ・ヒプノセラピスト&天と地を繋ぐヒーラー、あかりです。

約半年のお付き合いの後、お相手に拒絶されてしまい、一人ひたすらご自身と向きあわれていたご相談者さま。始めにご連絡をいただいた時は、とにかく辛い、前に進みたい、現実を動かしたい…そんな想いでご連絡をくださいました。

前回のカードセッションでは、実は辛いのはお相手の方ではないか…と俯瞰できるようになってからのヒプノセラピーセッションでした。
パートナーとの過去世を見て行きたい。過去世から、二人の学び出会った意味を知りたい。
…そんな思いで、セッションを始めました。

白い煉瓦の街、廃墟ではないけれど人気は全くない。でも、怖さもないし何となしに懐かしさもあります。ヨーロッパ…白い煉瓦…北欧の国でしょうか。
大きい家がご相談者を呼んでいます。こちらも白の壁で茶色い扉をしています。入ってみると、そこにいたのはとても美しい男性でした。今世のお相手とのことでした。

しかし、ご相談者さまはお相手に会いにくいようす。家の中にも行きたくない。でも外に出たくない。…実はこの時代ご相談者さまは、うつ病を患っていて、精神病患者のようなうつろな目をしていました。

なぜ心を壊してしまったの?

一体何があって、この家を出て行ってしまったのか。
もう少し過去を遡ると、お互いが台所で言い争っています。しかし、これは一時的な爆発ではなかった…
「私の、消化しきれていない気持ちが積み重なったんです。」
お相手はさほど怒ったふうでもなかったのに、彼女にはとことん居心地がよくない…なぜ?「自分が苦しい、わかって欲しい…それを彼に伝えたかったんです」

どうやらご相談者のこの恋心は、この時代の社会規範には合わないものだったようです。それでお相手に迷惑をかけたくないと言って家出をしてしまった。なのに、その先でご自身を整えられず心身に支障をきたしてしまったのでした。

帰るにも帰れない、負い目もある、迷惑をかけたと言う罰の悪さあり…。
一方で、彼女はお相手の気持ちを確認したことがなかったようで、一抹の後悔にもなっていました。

と、その時でした。後ろに誰かが立っています。そう、お相手です。
さまざまな想いの中で、一瞬「怖い」と感じてしまう彼女とは対照的に、お相手はとても温かく。
この時の気持ちが、よく分からないとのことで(スラブ語?フィンランド語?スカンジナビア語?わからない言語を話していたため)、エネルギーとして捉えていただきました。心配や悲しみ、喜び等様々な気持ちが浮き沈みしています。なのに、お相手は恐ろしいほど感情を見せないのでした。

どうして、全く感情が見えないの?

実は過去世のお二人は、お互いが想いを募らせていたのに、それを素直に表現できずにいたのです。それぞれがその想いを抱えていました。今でいう両片思いに近いのかもしれません。しかし、社会規範が二人を隔てました。人々の眼が二人を遠ざけたのです。
それがある意味、彼女の心を壊して行くことになったのかも知れません。

お相手が後ろから優しくハグをしてくれます。彼女が崩れ落ちて行ったのを感じます。

「私は、相手と自分の関係を守りたかった。誰かに邪魔をされたわけではないけど、とにかく彼のためにも噂をたてられるのが嫌だった。」
そうして意を決して家を出て行ったのに、本末転倒、自分の病気が悪くなって帰ってきてしまった。

それでも、お相手は慈悲のような、慈しみの温かいエネルギーで語りかけてきます。彼女がわざと二人だけの空間を作っても、苛立たず、受け止めてくれています。ただただ、お相手は無条件に受け入れてくれていました。

この確信が、彼女は欲しかったのでしょう。当時の社会的倫理観のなかでは成しえなかった「心からのコミュニケーション」を、ようやく叶えられた瞬間でした。彼女はすっかり安心して、お相手にもたれてスースーと眠りに落ちてしまいました。

《次回へ続く》
次回は過去世のパラレル世へ…。ご相談者さまのご厚意にて3部作でお送りします😊

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
(セッションのお申し込みはこちらから🍀)

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