【セッション・レポート】父が死んでくれたら…（２）

“A father holds his daughter’s hand for a short while, but he holds her heart forever.”
– Unknown

父が娘の手を握っているのはつかの間だが、心は一生離さない。
ー読み人知らず

こちらにご訪問いただきありがとうございます。
ツインレイ・ヒプノセラピスト＆天と地を結ぶヒーラー、あかりです。

（ご相談者さまのご厚意にて許可をいただき、掲載させていただいています）前半部はこちらから、

父が死んでくれれば、みんながホッとすると思います。
セッション前に、そうおっしゃっていたご相談者さま。

……

さて、セッションにて。
生まれる直前、ご相談者さまは、どうしてもお腹の外に出られないでいました。お母様のお腹の中で見た、「本当に産んでいいのだろうか…」と葛藤するお母様の意識を敏感に感じ取ったからです。

しかし、何としても家族を守りたいと言うお父様。そして、どうにかしてこの若い家族を支えたいと言うご親戚の慈悲。
お互いの愛溢れる交流の末、お母様は「この子を絶対守る」と硬い決意をします。

様々な背中、眼差し、覚悟、愛をお母様の子宮内で味わい尽くした時、ご相談者さまのバーストラウマも涙とともに静かに消えて行きました。

「私は生まれてきたかったんだ。この二人から。」

「あぁ、何としても私を諦めないこの両親を選んで、私はこうやって生まれてきたんですね。私がこの地球で羽ばたけるように、最後まで私を支えると決めてくれた、この二人を。私が彼らを選んだんです。」

もう1つ、
潜在意識に深く繋がってわかったことは、
このご家族の学びは「支え合う」…
何があっても、支え合うこと。

光の中で、家族をがむしゃらに守ろうとした若かりし頃のご両親を抱きしめたご相談者さま、セッション後、静かにおっしゃったことは、

「父の言動が、今なら許せそうです。あれは、不器用だけど精一杯の愛情表現だったんです…。今も変わらぬ愛を注いでくれている父に、今なら感謝できそうです。」

このような大きな気付きは、潜在意識の奥深くに入っているからこそ、得られるようです。魂で気づき、涙で浄化し、様々な感情を昇華させてゆく…セッションの醍醐味ですね✨

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
（セッションのお申し込み等はこちらから）