1年前の今日応募した作品 ⇒1年後の今日【受賞作品として全国の書店へ】
9割以上の落選から、30年かかった受賞作の出版へ
初めまして、こころ絵本作家&朗読家 北島多江子と申します。
この度、第四回絵本出版賞「絵本のストーリー部門」最優秀賞
受賞作品の絵本【大みそかに、じかんがじゃんけん大会?】が
全国発売中です☆彡 (10/23発売)
小さなお子さんに大変好評のようで、嬉しい限りです(#^^#)
こうしてご報告させて頂ける日が来るまで
なんと30年かかってしまいました・・・。
今、何かにチャレンジをされている方に
ほんの少しでも応援となる記事になれたらと思い
綴らせて頂きたいと思います。
ご関心がある部分だけでも、お読み頂けると嬉しいです(#^^#)
①何が足りないのではなく、何をプラスすれば良いのかを考える
かつて最終選考に残った時の喜びも、一次通過の他は全て落選が続くと
「どうすれば良いんだろう~」「何が足りないんだろう・・・」と
何度も考えていました。
今、記事をお読み下さっているあなたも、そう思う事はありませんか?
でも、足りない所に何かを埋めても【ゼロ】になるだけなんですよね
それだと、いつまでたってもスタートラインに立っているだけで
走り出してゴールに向かう事すら出来ていないのかも???と
気付いたんです
たとえ落選続きだとしても、その量の文章を書いてきて
積み重ねた物があるはずだ!と思うようにしたのです
実際、童話を応募する時は、必ずピタッと最後の一マスで
書き終わるのが特技になりました!!(絵本の前は、童話を書いていました)
②一旦、諦めてからの人生を想像してみる
何をプラスすれば良いのかを考える前に
【一旦、諦めてからの人生を想像してみる】事をしてみました
それは、ただ繰り返し公募にチャレンジをしても
同じ結果を繰り返すだけだと思ったのです
もし今の時点で、諦めたとします
⇩
これから、30年、40年、それ以上長生きをして最期を迎えるとします
⇩
自分は、後悔しない人生を送れたと思うでしょうか?
⇩
あなたは、どうでしょうか・・・?
もう後悔するに決まっています!!
みっともないぐらいに、諦めきれません!!
どんなに他の事は、望み通りにならなくても
【出版をして、自分の作品を自分の声で伝えたい】
この事だけは、生きている今の人生で実現したい事なのです
③それでは、何をプラスして受賞できたのか?
それは・・・、【自分を諦めない】をプラスしました
「夢を諦めるんじゃなくて?」と思われるかもしれませんが
夢を諦めようとしているのは自分なんです
他の誰もが、叶うはずがないと思っていたとしても
【自分は、叶えられる】
そう思えるのは、自分だけなのです
反対に、他の誰もが、きっと叶えられるよ!と思っていたとしても
【自分は、絶対無理だ】
そう思うのも、自分だけなのです
あなただったら、どちらを今の自分にプラスしますか?
④出版されている絵本と自分の作品の違いを考える
ごく当たり前の事なのですが、今までは落選が続くと
記念受験のように、「著名な審査員の先生に審査をして頂けるだけでも」
「宝くじが、なかなか当たらないように、受賞できる確率なんてないよね」
「今度こそ、受賞するぞ!!」という想いは確かにあっても
「自分に受賞なんて、無理にきまってる・・・」と思うばかりで
自分で自分の可能性を信じられませんでした・・・。
そもそも、何度もチャレンジしている自分は
「まだ夢を諦めていない!と思いたいだけなのかもしれない・・・」
そう思うようになりました
でも確かに、天文学的な確率の中でも、受賞されて出版されている絵本が
何冊もあるのです!!
それならば、それらの絵本と自分の作品の違いは何だろう・・・、と
考えてみたのです。
・それぞれの絵本作家さんが、絵本作家になるまでの過程を調べてみる
審査員も務められている作家さんも、かつては落選続きだった事が
あると知り、「それならば、自分にもその先があるのかもしれない♪」と
勇気づけられ、Instagramに受賞された絵本作家さんがフォローして下さり
大変感激をして「自分もそうなれたら☆」と希望を感じる事ができたのです
そのように、意識が大きく変わりました!
いつのまにか【受賞=ゴール】になっていたんですよね
例え受賞する事ができても、その先に進めないと気付いたのです
・改めて、絵本を知る
読み聞かせ養成講座の講師を務めさせて頂いておりますが
何度も本屋さんや図書館に足を運び、家の絵本と合わせて
【改めて、絵本を知る】事をしてみました
「どうしてこの絵本は、出版されて本屋さんに並ぶ事ができたんだろう」
「どうしてこの絵本は、人気があるんだろう?」
「どうしてこの絵本は、繰り返し読みたくなるんだろう」
いつもとは異なる視点で、表紙、ページ数、場面展開、奥付
絵本の形や大きさも詳しく見ていきました
そう考えている事でいっぱいになると
いつのまにか「今度も、きっとだめだろうな~」とか
「受賞するなんて、夢のまた夢だよね~」なんて
考えている間もありませんでした(汗)
そして・・・、自分は、どんな絵本を読者に届けたいのか
どんな絵本だったら、一緒に【お話の世界】を楽しむ事ができるのだろう?
長年の読み聞かせボランティアの子ども達の反応や
リアクション、笑い声などを想像しながら誕生したのが
【大みそかに、じかんがじゃんけん大会?】なのです(#^^#)
⑤いよいよ、一年前の今日、受賞作を応募する
1年前の今日は、まさか1年後に受賞する事ができた事も
絵本が出版される事も考えられず・・・、
ただただ何度も推敲して、滑り込むように郵便局で
発送したのを鮮明に覚えています
この応募作品は、ただひたすら向き合って書きました
連日の睡眠不足が続く中で、何度も繰り返し
「この作品だけは応募したい!!」と言っていたそうです
車の運転以外は、寝ても覚めても「あの場面は・・・」と
応募作品の事ばかり考えていました
カレーを作っている時も、ふとアイデアが浮かぶと
台所のカウンターでメモをして、鍋をかき混ぜての繰り返しでした(^^;
・無我夢中になって、作品を書く
・とことん、作品と向き合う
「今頃、気付いたの?」というお声が聞こえそうですが、すみませんm(__)m
それらを更に自分にプラスした事で
明らかに【落選続きの作品】と【受賞に至った作品】が違ったのです。
今まで作品と向き合う前に、自分に向き合えていなかった事が
落選の原因だと、やっと気付いたのです
落選が続くと自信が無くなってしまいますよね・・・。
もし、何かにチャレンジされていて、結果が思うようにならないと
思い悩まれていたら・・・、
「なぜ、チャレンジしたいと思っているのか?」
「チャレンジを諦めた人生は、どんな人生なのか?」
「そもそもチャレンジする前と後では、自分の人生の何が違うのか?」
そう問いかけてみて欲しいです
全否定されたように感じてしまう落選結果は、あくまでも作品なのです
あなたを否定するのが【あなた自身】でなければ
希望を見出せるのではないでしょうか?
⑥30年かかった受賞結果を手にして
また落選通知だと思い、封を開けて結果を見てみると
何と自分の名前があったんです!
でも直ぐに「同姓同名???」と思ってしまい、
タイトルを見ると確かに
【大みそかに、じかんがじゃんけん大会?】
最優秀賞を受賞できたのです!!
1年前の今日の自分に、「何が何でも、絶対に応募しようね!!
【その作品は、夢を実現した先に進む切符となる作品なのだから】
そう声を掛けたくて、想いのまま綴らせて頂きましたが
ほんの少しでもお力になれたでしょうか?
受賞結果を手にした時、ごくごく普通の私が受賞できたのだから
【私以外の方は、受賞できます!!だから諦めないで~!】
本当にそう思ったのです
まるでオセロの黒色から、パッと白色に変わったように
1秒前まで受賞できない人生 ⇒ 1秒後は、夢を実現した未来
私に起きた事は、きっとあなたにも起こると思います
今まで受賞される方は、相当な努力をされている上に
やはり才能や実力があって、自分とはかけ離れている別世界のように
思っていました。そう思いますよね?
でも【次の一回】に、チャレンジし続けた結果なのだと思うのです
「次こそは、・・・」の言葉の続きは、「受賞したい!」ではなく
「次こそは、・・・」の言葉の続きは、「受賞する!!」にしましょうね
今回の受賞を新聞社様が取材して下さり、片面の半分近くの大きさで
掲載して下さったので、ご紹介させて下さいね
・中日新聞 10/21夕刊・10/22朝刊
Web版 https://www.chunichi.co.jp/article/140836
・静岡新聞 10/23朝刊
Web版 https://www.at-s.com/news/article/culture/shizuoka/822571.html
まだ夢を見ているようですが
【1秒後の未来は変わります】お読み下さっているあなたの1秒後が
【受賞】となりますように☆彡
かなりの長文になってしまいましたが
実は、熱く綴りすぎて、1年前の翌日になってしまいました m(__)m
最後までお読み下さり、本当に有難うございます(#^^#)
この記事が参加している募集
ほんの少しでも、こころが癒されたり、こころ和む時間を 「こころ和み庵」にて、お過ごし頂けたら嬉しい限りです♪ 今後もどうぞ宜しくお願い致します(#^^#)