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OB会の幹事を続ける理由

会社の中でも一番といわれるほど、私が以前所属していた部署の方々はとても飲み会が好きです。

会社を退職された方々、そして現在お勤めの方々合わせての合同飲み会。

特別職なので一年に1名から2名退職されて新しい方が入られます。
60歳からの雇用ですので5年の期間限定の勤務。

歴代人数にすればそんなに多くはありません。20名ほどでしょうか。

本当によく飲むおじさまたち。
女性はほとんどいませんので、細やかな気遣いを求められる私です。

時々もう面倒くさいなぁ。
幹事やめたい〜と思うことも。

なんで私…
退職後もこの幹事やってるんだろう…
そんなことを改めて考えた昨日でした。

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そもそも幹事は現職者が行うということで、私に白羽の矢がたったわけです。

イヤイヤながら引き受けた幹事役。
できることなら受けたくないですよ。
みんな自分より先輩だし…気は使うし…
女性の先輩いないし…

自分より年もはるかに超えている方々に言われ
そうですか…と渋々引き受けたのが10年前。

年に3回ほど行っていた飲み会もコロナで中断
やったーーー!

昨日久しぶりに3年半ぶりの飲み会を開催しました。

8名の参加者で粛々と行いましたが、みんなお元気で顔のお肌もツヤツヤで…80近くの方もおられるのに。

70才をすぎますと普通は働いていない人が多いのでしょうが、このおじさまたちはみーんなどこからか仕事を見つけて働いています。

その営業力も凄いなぁと感心させられます。

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思い出話に花が咲き、みなさん本当に楽しそうでした。

真っ赤な顔で「ありがとうー!」の大合唱。
この会を継続させてきた労を労ってくれます。

やめるのは簡単です。
でも何かを継続することはとても大変で難しい。自分でもよく続けてこれたと時々自分を褒めてしまいます。

人は人を見ています。
私が会を継続させてきたその姿勢を高く評価してくれて、私に信頼を寄せてくれています。

そのおかげで今のキャリアコンサルタントのお仕事も軌道に乗せることができました。

お力を借りたくて続けてきたわけではありませんが、結果的にお力を借りています。

人とのご縁は本当に不思議なものです。

きっと私がこの会を継続してきた理由は、
みなさんの笑顔を見たいのではなくて…
自分が何かを継続し続けることの大切さを知りつつ、それを実行したかったということに気づきました。

でもみなさんの心からの笑顔とコミュニティの結束力を改めて感じ、コレからも頑張ろうかなぁと思いつつも…

「今回は人数が少なかったから、来年すぐにまたやってくれ〜」といわれると…
やりたくなーいと思った私です。

継続するけど年に一度でいいな。
自分に無理をしてはダメですね。

来年皆さま、またお会いしましょう!
長生きしてくださいね。


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