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励まそうと必死になった日

※この日も、うつ病真っ只中の中で、なんとか記録を残そうとタイトルだけ書き残しておいた日です。

半年後の今振り返ると、当時の私については、
「無茶しやがって…」としか言えません。

会社の昼休みや、ちょっとした空き時間に中抜けして、娘とご飯を食べるために二駅かけて帰り、二駅かけて戻る、そんなことを繰り返していました。
その頃は娘も鬱とダイエットこだわりの結果、ものすごく少食だったので、なんとかご飯を食べてもらおうと必死でした。

また別の日には、仕事を少し早目に早退して、娘の気晴らしになればと、温泉に行ったこともありました。他の家族もよく付き合ってくれたなあ。

ある日は、研修中の認知行動療法に付き合わせたりもしました。家族に問題を突き詰められて、娘も辛かったと思う。

学校の先生と娘のやり取りも、パパと娘のやり取りも、なんとか円滑に行かせようと必死になって取り持ったり。

これはもう職業病としか言えないんですが、どうすれば良い方向に向かうのか、知ってる限りを試行錯誤してみたというような、そんな状況でした。

振り返れば、子どもが自分を傷つけるまで気づいてあげられなかった事がすごくショックで、何とかしてやりたいというような、純粋な気持ちだけでなかったと思う。
後にも語りますが、仕事も家庭も順調だと信じて疑っていなかったところに、
「私は心理士なのに、子どもがリストカットまでしている」
という、心理士としてのプライドが、傷つけられるような事態があらわになった。
それで、完全に焦って悪あがきしてしまっていた。

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