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宇宙戦争

初めて見たのは、5才頃だっただろうか。同じ夢を何度も見てきた。
それは、とてもリアルでいつも同じ感情を伴っている。
関係性がありそうな事柄の前説長いですが、どうかお付き合いください😆

幼稚園の頃、非常に複雑な紙飛行機をたくさん折っていた。
実家に赤いほっぺで自慢気に紙飛行機を手にした写真がある。

その飛行機は、複数機が合体できる。そのままでもバラバラにしても飛べる。どうしてこんなものを創れたんだろうか。誰にも教わっていない。
中学生になるまで紙飛行機の情熱は続いたけど、いつの間にか幼稚園の頃の紙飛行機はどうしても思い出せず創れなくなっていた。
目標は、戦闘機のパイロットか、宇宙飛行士になりたいと思っていた。幼稚園の頃から空中戦で負ける気がしない気持ちがあった。紙飛行機同士を手に持ち模擬戦をよくやっていた。
さらに小学4年生頃のクラス文集に、夢は地球征服と書いていた💦
夢の結果は出ているのだが、もちろん何一つ叶っていない😆
言い訳になるけど、親の考えを押し付けられ必要な学習が出来なかった。
親父の夢もパイロットだったと大人になってから知った。それも、家庭の事情で叶わなかった。そんな事情があったのに彼は俺に夢を託すどころか、同じように家庭の事情で潰してしまった。

幼稚園に通っていたが、複雑な紙飛行機やロボットを折っているにも関わらず、時計を読むことも、平仮名の読み書きも覚えられなかった。絵を描いても先生に評価されたことはなく、「意味が分からない。」とだけ言われていた。時計は読めないが時間は正確に分かっていて、何か決められた時間は正確に守って行動していた。結局、小学校もその知能のまま入った。何故か分からないけど、いろんなものが変なものに見えていた。文字が全く頭に入ってこない。小学校でも時計は読めなかった。でも時間は正確に分かっていた(謎)

幼稚園時代のことでもう一つ、俺はナイフとカッターを常に持ち歩いていた。とても上手で果物の皮を剥いたり道具を作ったりしていた。時には、獲った魚もその場で焼いて食べたりした。ある日の幼稚園で先生にナイフが見つかり没収され、反省として柱に縛られた。だが、カッターには気付かれておらず、後ろ手にポッケから出し紐を切って脱走した。もちろん、大問題に発展したのは言うまでもない。野生児だった。

なのにだ!!
近所のお爺さんやお婆さんからは、神童と言われ手を合わせられた。遊んでいると通りかかった爺婆が、何かを質問してくるのだが、いつもスラスラと何かを答えるのだ。するとだいたい、手を合わせる者、泣き出す者、お金を渡そうとする者と様々だった。しかし、俺は自分で何を言っているのか理解していなかった😅

そんな俺は、父親に赤ん坊の時から嫌われていた。なんというか、感性が全く合わない。それに何度も気持ち悪いと直接言われた。父親にキモいと言われたらどうしようもない💦
何か、理想があったのか、息子が想像と全く違ったのか😆

俺は5才の冬に心肺停止する。もちろん、死んではいない。
赤ん坊の頃にも一度あるのだがまぁそれはいいか、、、

大人になり、パラグライダーやスキューバダイビングなどをするようになった。
とにかく、空だろうと海だろうと飛んでいるのが好きだ。
どちらかと言えば、海の中の方が宇宙を感じる。

本編はここからです。本編は短いです😆

——  全てが謎の夢であり、何かを特定することは難しいので、分かりづらいかもしれません。そこは、ご了承ください。——

宇宙戦争の夢は、夜道を歩いているところから始まる。
道と言ってもアスファルトではなく、大理石のような石でもない。
とにかくフラットで設計的で人工的だ。全てが完璧な状態と言える。
俺は、仕事帰りで住居を目指している。淡々とした気持ちで、何の感情も持たず、考えていないのにどんどん進む行動から、それが日常のルーティンだと分かる。実際、夢の中の感情は、仕事帰りのそれに近い。
歩いているような簡易的な移動装置のような疲れることもなくすーっと進んでいる。

周りには、見たこともない近代的な高層ビル?が立ち並んでいる。
全て黒く、やはりコンクリートでもなく金属のようなガラスのような、今の知識では答えられない質感のものである。大きさは大小様々だが、戸建てのようなものは一切ない。公園のようなものもない。あるのは、道とビルだけである。
そして間違いなく、東京など地球の都市ではない。全く見たことのない街?を歩いている。その見知らぬ場所で、迷うことなく住居に向かっている。

その街には、車が1台も走っていない。街灯もなくビルの窓明かりもない。あたり一面が黒い感じの世界なのにちゃんと見える。何とも説明しずらい世界だ。特にゴーグルなどをつけている訳でもない。
人の気配は、感じない。たまたまなのか誰もいない。だからといって怖いということはなく、これがこのルーティンの通常のようだ。

航空機は、数多く飛んでいるのが分かる。雲?のようなものは、見える。雲とは言い切れない、薄っすらとしていてボリュームもない。いくつか漂っている。少しだけ何かの光のせいか、その雲のようなものは見えるのだ。でも、何故か空だと思われる上に星は見えない。

そして、あと少しで住居に着くというあたりで、それは始まる。
航空力学を無視したブロック形状の航空機、明らかに知らない物体である。その5機ほどが、前後左右の区別なく自在に飛んでいる。とても巨大で、その上浮いており、ゆっくりと進んでいる。近づいてくると、それは想像を超えた大きさで数千メートル上空であるはずだが、はっきりと大きく目視出来る。
そして俺は、明らかに危機感を持ってブロックを見上げている。

別な方角から、エンジンのようにも聞こえる音を立てて三角形の小型戦闘機が速いスピードで飛んでくる。エンジン音のように聞こえるとはいえ、それらの浮遊の仕方も地球の飛行機とは明らかに違う。この航空機には、応援する気持ちを覚える。

双方の飛行物体は、徐々に距離を詰める。

見ていてお互いがもう数秒という距離で、大型のブロック航空機が、突然、変形を始めた。幾つもの黒いブロックに分かれ、自在に組み合わさるように再構成し、見る見る変形する。迎撃のためだろうか、戦闘用に最適化しているようだった。横に倒した椅子のような形で、4本の脚を突き出している。下側の2本は短い。あっという間に変形し、脚の間に何やら光を帯びていく。
その光はみるみる強くなり、次の瞬間、四肢の間から青い光線が発射された。光線は、射出された時は、線のようだが向かって行くうちに拡がり照射範囲が大きくなる。

三角小型機は、それを交わすもの、撃墜されるもので一瞬にして戦場と化す。
そして、反撃し光線を撃つものもいる。しかし、数段上のテクノロジーと思われるブッロク型大型飛行物体には、その攻撃はまるで効いていない。

俺の気持ちは、三角小型機を応援していて、はやる気持ちで住居に向かう。危険を回避しているのかもしれない。そして、建物に着いたが、中に入らず私は空を見上げている。

すると、苦戦する三角小型機の後ろから、何かが急速接近してきた。
飛行音もなく、重力に反した飛び方をしている航空機。そもそも、見上げる空に重力は影響しているのかも分からない。
三角の航空機とは、明らかに違うテクノロジーだ。この戦闘機?を気持ちは応援しているから味方機だろう。

それは戦場に着くと、なんとマクロス(戦闘機が人型ロボに変形するアニメ)のような変形を行なった。戦闘機のデザインもF14トムキャットのようなものではないが、少し地球の戦闘機に似ている。ロボットも、マクロスとは異なるが人型で似ている。モビルスーツと言えばそうだが、デザインはシンプルで無駄がないから、アニメには向かない。個性がないと言うべきだろうか。

変形したそれは、空中で人型のまま浮いていて、変形ブロック物体を物理的に打撃などで攻撃している。一見地味だが、非常に効果的だ。武器を手にしている様には見えないが、何かを持っているのだろうか?
近距離のため光線は撃てず人型機に翻弄される大型ブロック敵機。
心の中で「やってしまえ!」と応援して目が離せずにいる。

しかし、雲の中から敵機と思われる機体が瞬時におびただしい数が出現する。
最初に見たブロック型に加えて長形球体などである。何者だろうか?
しかも、その数から内心は絶望的と思えた。
空の一箇所で繰り広げられていた戦闘は、敵機が増えると同じように味方機も増え、もはや空の至る所での戦闘になっている。そう、見たこともない無数のUFOの群れが、重力を無視した飛び方で戦闘しているのである。
近づいてきたかと思うと、真逆へ反転して飛んでいき味方機を援護したり、予想もしない角度で接近した敵に、撃たれたりしている。直線上の戦闘ではなく、実に立体的で、予測できないが、味方機同士が接触しないということは、何かしら連携されているようでもある。

戦闘は激しさを増し、落下する機体で辺りに轟音が鳴り響いている。
これは、まずいことになった。内心そう呟く。
空前絶後の見たこともない戦闘が上空で繰り広げられている。俺は、住居に着いているが、引き返して、その戦闘に向かわなくては!と、思いながら上空を見上げている。
普通なら恐怖に怯えるはずだが、そういう心境ではなく、「戻らなくては。」という焦燥感に近い感情である。

そして、そこで夢は終わる。
仕事が終わって帰り道のなか戦争が始まったということのようだ。奇襲だったのだろうか。夢で目にした情報と少しの感情以外、何の情報もない。

この夢を見ると必ず思うのだが、「絶対的な何かを目撃した。」と、いう感覚が強く残るのだ。
そして、目覚めて少しの間、<今は、いつなのだろうか?>、<ここは、どこなのだろうか?>。そんな疑問が浮かんでくるのである。

夢を見ているとは到底思えないほど、途轍もなくリアルだ。かと言って、正夢と思える訳でもない。未来に起こる予知夢のようなものなのか?と考えたこともある。しかし、現実のように感じるのは何故だろうか。

そして、最近になってようやく、ずっとずっと大昔の過去に、オリオン大戦というものがあったと知った。まだ、その情報は少ししか知らない。この夢を書いてから過去の記憶の可能性を探ろうと思っている。
確かに、過去の記憶という方が辻褄が合う。今までは、テクノロジーだけを考えて過去ということを度外視していた。
スターウォーズは、それがモチーフだと教えてもらった。2020年の暮れに一通り観たが、どうもしっくりこない。まぁ物語だなと思って、娯楽として観たのだけど、ちょっと説明の難しい気持ちになるのが正直な感想だ。フィーリングの良さを感じたのは、1割程度だろうか。コアなファンには申し訳ないですが、、、

オリオン大戦についてを調べたら、この夢以外の記憶?も蘇るかもしれない。そう考えると、少し楽しい。これから少しづつ調べるとしよう。

読んでいただき、ありがとうございました。