見出し画像

【事例】人間関係の辛さに行き詰まった!さてどうすればいい?(1/3)

こころナビゲーターのサービスでお聴きした、職場での人間関係の辛さに行き詰まってしまった綾乃さん(仮名)のお話。どのような展開になったのか、ご紹介していきます。

お話しいただいたご本人の了承を得てご紹介しています。また、個人を推定できないように一部設定を変えています。

悩みの9割は人間関係

山根 「今日はどんなお話されますか?」

綾乃 「ちょっと自分の気持ちを整理したいなと思ったのと。わたし、管理者をしてるので。来年多分、大きく組織変更がありそうなんです。だから、そんな組織変更とかががある中で、自分のモチベーションを保ちながら、仕事もしていかなきゃいけないので。多分ぐっちゃぐちゃになるんですよ。きっと。で、ちょっとそれが先週ぐらいから見えてきたので、やばい。でも、なにから手つけていいかわからないし。どうしよっかなって、、、」

山根 「どうしよっかな?」

綾乃 「そうなんです、どうしていこうかなっていう。どう進んでいこうかなかな。人間関係で合う合わないもあるんです。やっぱり。そこどうしていこうかなっていうのもあるので。ちょっと人との関わりをどういうふうにしていくかについて話していきたいです」

山根 「人との関わりをどうするかを話していくのですね」

綾乃 「結局は、やっぱり人間関係じゃないですか。なんだかんだ言って。人の悩みの9割は人間関係ですよね。でもほんとにそう思うので。なんていうんだろう。圧力に負けずに平常心でいたいって思ってるんです。でもそれが今できてない。これから大変になってくるので。そこをいかに感情的にならずに、理性的に過ごせるか。過ごしていきたいなと思ってるので」

綾乃 「いろいろ言いましたけど、山根さんだったら、なんとかしてくれるかなと思って(笑)」

パワハラ?!

山根 「そうですね、今の話からすると、圧力を感じてらっしゃるわけですよね」

綾乃 「圧力感じてます」

山根 「で、そこで感情が動いちゃうわけですよね」

綾乃 「そうなんです。気にしないようにと思いながら。あの、けっこう、成果の出来不出来に関わるところに圧力をかけてこられるので」

山根 「それってどういうことですか?」

綾乃 「上に許可を取らないと、勝手に仕事を進められないところがあるので。そこでやっぱり相談するわけじゃないですか。でも100パーね、わたしの相談蹴られるんですよ。ちょっと仕事の内容も特殊で、協力会社さんと一緒に、落としに行くんです。わたし、1人じゃないんです」

綾乃 「何人かで協力しているので。協力会社の人がネゴをされると、オッケーになるんです」

綾乃 「えっ、そうなんだっていうのが、実は今年続いて。あの結果的にはね、誰がオッケーとってこようが、決まればみんなの成果になるのでいいと思ってやってきたんですけど。先日また一件同じことがあって、ちょっと正直もうわたしやる気なくしてるんです」

山根 「そうなんだ」

綾乃 「結構信頼してくださってる方からのお仕事だったので、なんとかしたかった。でも蹴られてしまって。で、協力会社さんにどうしようって言ったら、ぼくの方から交渉してみるわって言ったら、オッケーだったんですね。多分そうなるだろなと思ってたんですけど。オッケーだったわ、ありがとうって言ってたんですけど」

綾乃 「めっちゃ複雑で。何がだめなんだろうっていう。嫌われてるまでは言わないけど。わたしのことが気に入らないんだろなっていうのはわかってるんです」

綾乃 「で、嫌いはうつるから。極力、そういう風にはしないようにしてるんですけど。あ〜、多分気に入らないんだろなっていう。なんて言うんだろう。わたしの成果が上がってなかったら、言えるじゃないですか。何やってるんだみたいな。でも、もう成果上がっちゃってるんですよ。今からは他の人のヘルプに回る方なんですね。全員の成果を上げなきゃいけないので。だから、もう責めようがないんですよね。向こうからしたら。わたしは、もう行っちゃってますから。なんか面白くないと思うんですよ。多分」

山根 「そうなんだ」

綾乃 「あの〜、どうしても組織が大きいので。そういう話はやっぱりゼロじゃないんです。今まで無縁だと思って、のほほんとしてきたんですけど。あ〜、わたしにもやっぱり10年やってると、そんなのはあるのねっていう。サイクルなんです。でもちょっとやっぱりね。その理不尽の圧力にちょっとへこんでる、このままじゃだめって思ってるわたしもいる」

山根 「あの、よく言われる。女性のちょっとは、ちょっとじゃないですからね」

綾乃 「あ、でもちょっとじゃないかも。そうですね、口ではちょっとって言ってるけど、かなりへこんでますね。ほんとだ」

へこむ理由

山根 「まあ、いくつかのポイントがあるんでしょうけどね。へこむ理由ってなんだと思います?」

綾乃 「へこむ理由。承認されてないと感じる、認めてもらえてないと感じる。あの〜、多分ね、承認欲求がわたし強いんですよ。でも、みんなの前でめっちゃ褒められたいとか、そんなのはなくて。ちゃんとやってくれてるし、任しといたら安心やなって思ってもらえたら、わたしはそれで満足なんですけど。多分そっちのタイプの方が承認欲求が強いなっていうことに最近気づきました」

山根 「最近気づいた?」

綾乃 「最近気づいた。そう、自分で自分の気持ちを掘り出してる時に。わたしって、そんなに承認欲求強くないわって思ってたんですね。前で褒めてほしいとかないし。褒めて伸びるタイプです、とかっていうタイプでもないし。て思ってたけど。いや、あなたに任しといたら安心だしって思われたいって、それめちゃめちゃ承認欲求強いじゃないって気づいたんです。それがないからへこんでるのかな」

山根 「すごい微妙なところですね。ここはね」

綾乃 「でも逆に言うと、すごく認められてるから、逆に認めたくないっていう圧力がかかってるのかもしれないなっと思ったりね。逆の、相手の立場からすると。ほんとはめっちゃ成果あげてることはわかってるのに、あえて見ないふりをするじゃないけど」

山根 「まぁね。ここはね。いくつかのパターンあると思うんですけど。綾乃さんのこころの中にあるものって、相手に影響しちゃうので」

綾乃 「うん」

山根 「それも影響してる可能性は大きいのかな」

綾乃 「そうですね、多分影響与えてますね。やっぱりね」

山根 「なんか、なんだろう。今の話って、認めてほしいと思っているっていう言葉がありますけど」

綾乃 「うん」

山根 「それは裏を返すと認めていないっていうことなんですよね。自分が」

綾乃 「あ〜、わたしが認めてない?てことは、言ったら、こんなもんじゃだめだわって思ってるわたしがいるっていうこと?」

(続く)



ホームページはこちら↓

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?