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うつの本質を再確認、反省と学び

いつもnoteを見てくださり、ありがとうございます。

私は、40代、現在は無職。

以前は、自営業を営む経営者でした。

事業に大きく失敗し、莫大な借金を背負い、元妻や子供たち(高校生の長女と中学生の次女)親戚、家族(母と弟)すべての信頼を失ったことで、精神的にも肉体的にもボロボロの状態になり、ある日、わからないうちに飲んでいたアルコールによって肝疾患を患いました。

アルコールに逃げたんですね。

肝臓の数値は、健康な人の100倍。正常値が二桁で私は四桁にまで跳ね上がっており、自分がしんどいことすらわからないまま、家族のために必死に働き続けました。

病院で検査を受け、医師から告げられた言葉は、

「今、この瞬間、死んでいてもおかしくない状態です。」

でした。

重度のアルコール中毒により、今までの優しいおっとりした性格が一変し、乱暴な言葉を家族に投げかけてしまっていたようです。

ようです、というのは、私自身に記憶がなくなってしまっているため、自分のやっている行動がわからなくなってしまっていたからです。

幸い、薬をやったとかそういうことは一切ありませんでしたが、本当の自分を見失っていました。

コロナ禍で、入院を引き受けてくれる病院がなく、通院するしかなく、立つことも困難であったため、肝疾患から立ち直るまでにやったことは、アルコールを完全にやめて、毎日、点滴を受けるために病院に通いました。

その時に困ったのは、お金でした。

通院するのもお金が必要で、それを支払うことすらもできなくなっていたのですね。

肝臓の数値は1か月で正常に近いところまで戻すことができ、何とか仕事(この時は、不動産会社の営業)復帰を果たしました。

仕事復帰を果たし、営業を再開しましたが、2週間程経った時に、突然、営業中に言葉が全くでなくなりました。

感覚としては、頭では人の言っていることを理解できるのに、言葉が出てこないという状態。

コンビニで買い物をしてレジに商品を持っていき、

「~円になります。」

と言われているのに、ぼーっとしてそのまま記憶がなくなり、気づいた時には病院に横たわっている状態でした。

そのまま、脳神経や脳の状況、すべての検査を受けました。

脳は、全く問題なしでしたが、それでも言葉が話せない。

脳神経科の医師から精神科での受診を勧められました。

精神科での診断は、解離性障害、構語障害、うつ病。

医者はどうして病名をつけたがるのか、と反抗心しかなかったことを覚えています。

この先、話せなくなった自分がどう生きていったらいいのか、生きている必要があるのか、ずっと悩み続けました。

この時はまだ、離婚をしておらず、妻には冷たい目で冷たい行動を受け、子供からも毎日、足蹴にされる生活を毎日、耐え忍んでいました。

壮絶な毎日だっと思います。

それでも、仕事復帰をしなければ家族が守れない、と働こうと思い、話せなくても、新しく立ち上げを行っている不動産会社の営業として仕事復帰を果たしました。

それから一年間、死ぬ思いで働き、とにかく家族への収入の確保と自分の罪の懺悔の思いを精神的・肉体的に背負いながら毎日を過ごしました。

しかし、ある日、仕事場で倒れてしまい、会社の社長にもご心配をかけてしまったこともあり、退職せざるを得なくなりました。

この時に妻とは離婚することになり、家、車、家族、子供たち、あらゆる財産を失うこととなったのです。

一年前に退職してからは、言葉の壁と精神的な苦痛から、社会復帰を果たすことができなくなり、今に至ります。

今は、失業保険を頂きながら生きていく自分の情けなさ、できない自分を責め続け、寝ることの恐怖(人に攻め続けられる悪夢に毎日うなされます。)、起きることの恐怖、生きていることの恐怖にさいなまれています。

これが、私の今のすべてです。

私は、同じように精神疾患に悩む方に少しでも力になりたいと考えて、いろんな文献から情報として発信することによりリアルタイムの状況を伝えていく活動を始めました。

私と同じような道を歩まれることのないように、事前にくいとめることはできないか、そればかりを考えております。

情報発信を行う中で、今日、とても貴重なコメントをnoteを見てくださった方から頂きました。

本質的な理にかなっているコメントでとても感謝しており、その通りだと思い、反省と頂いたお言葉を教訓にこれからの精神疾患に対する情報発信のやり方を改める必要があると勉強させていただきました。

※個人情報、お心を重視して匿名として頂いたコメントをシェア致します。

以下、頂いたコメント

あまり誤解をされてほしくないのでコメントします。お許しを! うつに希望はありません。 書かれていることはとても正しく素晴らしいことだと思います。 でも、うつになってからでは遅すぎるのですよね。 その手前、自律神経の乱れ、適応障害や社会不安症の段階で気付き、対処することができれば戻れますが、うつになってからではもう遅いのです… 特に現代の場合は頚性うつのパターンが多くその状態で心療内科などに行き、薬物を服用してしまうと精神的にバグってしまう可能性があるので注意が必要です。 データだけにとらわれず、状態の見極めで多くの方を救ってほしく思います。 目を向けてくれること大変嬉しく思います。 失礼しましたm(_ _)m

コメントを頂いた瞬間に自分が浅いことを痛感し、もっと深く自分が体験して学んだ教訓を発信していく決意を固めることができました。

有難く、感謝しかありません。

これからも発信を続けても良いのか、とても悩んでいますが、それでも、私と同じような人生を歩む人がこれ以上増えてほしくない一心で記事を書き続けていきます。

有難うございます、感謝しています。



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