1.本を読んで 【社会心理学 〜進化と感情から解き明かす〜】 活性化拡散について

こんにちは!だいきです!
今日は、『社会心理学〜進化と感情から解き明かす〜』という本を読んで活性化拡散という面白いと思った理論があったので紹介します!


●活性化拡散
活性化拡散を簡単に言うと、「ある”A”ということを思い出すと,Aと関係のある”B”ということを思い出す」という脳の特性を言います.

例えば,”道路”という単語を思い浮かべると”自動車”や”アスファルト”のような道路と関連のある別の単語が想起されやすくなると思います.

これが活性化拡散です.

これは,脳が概念同士をネットワークのようにつなぎ合わせて記憶しているから起きると言われています.

心理学でこんな実験がありました.ある単語をディスプレイに表示し,その単語の次にディスプレイに表示されたものが単語か非単語か答えた際の反応速度を測定するというものです.

ここで面白い実験結果が現れました.「一つ目に提示された単語が二つ目に提示された単語と関連深いものであれば,反応速度が速くなった」ということです.

例えば,1語目に<医者>という単語を表示して2語目に<看護師>という単語を表示したときの反応速度と, 1語目に<パン>という単語を表示して2語目に<看護師>という単語を表示したときの反応速度を計測したところ1語目に<医者>と表示したときのほうが反応時間が速かったそうです.これはライミング効果と言われています.

つまり人とはどうやら「事前に関連のある情報を示されていると,次に示された情報に対して想起されやすくなる」ということが言えます.


●考察

ここからは本に書かれていたことではなく僕の考察となります.

プライミング効果というものがあるのなら誰かに情報を示すときに伏線としてそれに関連のある情報を示せば相手はその情報をより受け取りやすくなるのではないかと考えました.

人に何かを紹介するとき,突然本題から入るよりも,あらかじめ関連のある事柄を示したほうが相手は理解しやすいかもしれませんね!


●まとめ

どうも!第一回目のだいきの投稿でした!

今回は活性化拡散やプライミング効果という社会心理学の知識を紹介させていただきました!

こんな感じでおもしろい!と思ったことを今後も投稿していけたらいいな,と思います.

もし,なんか気になること投稿しているなと思ってくれたらチェックしていただけるとありがたいです!

読んでくださり,ありがとうございました!


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