「お客さま目線」×「経験」で円滑に遊べるゲーム運営を行う ‐Cocone V Advent Calendar 2023 #16‐
こんにちは。cocone v note編集部の留置です。
シリーズ「Cocone V Advent Calendar 2023~今年の漢字1文字~」では、cocone vのリーダー全員を対象にインタビューを行い、今年の活動やこれからの挑戦、それぞれの思いを伝えています。
第16回目のインタビューはゲーム事業部 運営チーム チーム長 松野さんにインタビューを行いました。
長年運営してきたゲーム事業の品質を担保してきたゲーム事業部 運営チーム。今年は新規ゲームタイトル準備に向け、チームでも新規・既存と役割を分け活動してきました。
チームの役割が変わる中で、リーダーとして悩んだこと、挑戦したことを伺いました。
松野さんの選ぶ「今年の漢字1文字」は何になるのかを想像しながらご覧ください。
「お客さま目線」×「経験」で円滑に遊べるゲーム運営を行う
留置)「運営チーム」の組織の活動を教えてください。
松野)私達のチームでは大きく2つの役割があり、cocone vの既存ゲームの運営と、新規タイトルリリースに向けたテスト業務を行っています。
ゲームの運営とは、具体的にゲームをお客さまが円滑に進められるように対応したり、不具合があった時の調査・調整を行う役割があります。
テスト業務も行っていて、不具合を無くし、本番環境に反映し、プレイしていただいて、もし問題があれば対応していく役割もあります。
留置)サービスが世の中に出る前の段階にも携わっているんですね。
松野)そうですね。新規ゲームプロジェクトについてはテスト業務がメインなので、実装される前の段階でもサービスの品質管理を行っています。
私達のチームは、ゲームに実装されたものに触れることが仕事なのでお客さまに近い目線で提案を行っています。
この業務への経験が長いメンバーが多いので、企画側へも仕様について「こうしたほうが良い」ということを提案しながらお客様が円滑に遊べるゲームを運営しています。
留置)事業部としてはそういったノウハウがあるのはとても心強いですね。
松野)何か課題があったら企画・開発からも相談や確認をされることが多いので、運営ですが「ハブ」的な役割もあります。各所から頼られている分、提案したことはすごく受け入れてもらえています。
私自身は、メンバーの業務を管理することはもちろん、運営作業の大事な判断を行う役割を持っています。
不正対応など、ゲームの安全性を担保するために大事な判断で責任のある業務のため、事業部一部のメンバーで慎重に検討を重ねて行っています。
運営の仕事は、サービスの品質を担保する役割で、仕事を行うフローはだいたい同じになるので、着々と仕事をこなせる量が増えていくという成長はありますが、「こんなスキルが身についた!」という分かりやすい成長を感じられる機会を作ることが正直難しい仕事だと思います。
そんな中でも、新規プロジェクトは、関係者一丸となってリリースという第一の目標に向かってモチベーションが高い状態ですし、既存ゲーム担当は持ち前の職人気質、プロフェッショナルさで日々業務に励んでいます。
本当に業務にもくもくと対応するメンバーもいれば、新しいアイテムや着せかえなどを楽しみながら業務をするメンバーと様々ですが、それぞれ真剣に取り組んでいます。
チームの役割は倍に。リーダーとしてぶつかった悩み
留置)今年1年を振り返ると、どんな1年だったでしょうか。
松野)昨年までは既存のゲーム運営・テスト業務を行ってきましたが、今年から新規ゲームリリースに向けて既存・新規とチーム内での役割を分けました。
メンバーたちの意見を聞き、今まで既存ゲームを担当していたメンバーが新しいメンバーに業務やナレッジを引き継いだ上で役割変更を行いました。
組織のミッションとして、こういった会社の中で変化があってもサービスが運営される上では変化がないように立ち回ることを意識して活動してきました。
cocone vのゲーム事業は長く運営してきた歴史のあるものばかりでしたが、「新しいことにも挑戦したい」という思いが一部のメンバーの中にあったと思います。
今年はそんなメンバーも挑戦できるきっかけができた年だったと思います。
ふと振り返ると、正直きつかった時もありました。
新規と既存、両方のプロジェクトは楽しかったのでどちらにも携わっていたいという気持ちでしたが、シンプルに自分の管理範囲が広くなったので中途半端になってしまわないようにすることが大変でした。
自分で仕事を抱え込みすぎたなと感じます。他のメンバーに任せられそうなことも、自分がやった方が速いしな...と思ってしまうこともありました。
留置)多くの方が経験する悩みですね。。。
松野)そうなりがちだと思うのですが、自分が自分を追い込みすぎてしまうのはチームの課題にもなりますし、業務を任せないとメンバーも成長できません。
それは分かっていますが、今年は特に業務を回していくことへ難しさを感じました。
松野さんが選ぶ今年の漢字一文字は...
留置)松野さんが選ぶ、今年の漢字を教えてください。
松野)私は「道」という字を選びたいと思います。
今年は私達のチームは既存ゲーム、新規ゲームの役割に分かれて業務に取り組んだ1年です。
これまではサービスを安定的に運営することがミッションでしたが、メンバーそれぞれ、「自分はどちらで活動したいか。どちらの道に進むのが良いか。」
という分岐で一度立ち止まり、考え、そして進んでいったと思います。
今年で今後の事業の様々なルート(可能性)が出てきました。
私自身は、リーダーとして「新規・既存の両方に携わりたい」という答えを出しました。
今後例えチームが分かれたとしても、両方のプロジェクトに関わっていきたいとも思っています。
自分の「道」を考え、決められた年だったということで、この字にしたいと思います。
新しい挑戦は「リーダー育成」。継続していく「お客さまにより良いサービス」の提供
留置)運営チームで来年注力することを教えてください。
松野)来年は次世代のリーダー育成に力を入れたいと思っています。
元々リーダー経験がある方もいますし、チームリーダーをやってみたいという方もいます。
極論、私がいなくてもチームが動けるように。
まだ責任が伴うため、属人化している業務もあります。
まずは業務を補佐して見てもらいながらポイントを掴み、少しずつ役割を渡していくOJT形式で育成していこうと思っています。
引き続き大切にしていきたいことは、運営として「お客さまにより良いもの」を提供していくこと。
サービスの中の人ではありますが、お客様の目線・初心を忘れずに向き合っていきたいと思います。
毎月、cocone vに入社したメンバーのオリエンテーションで実施しているサービス体験研修では、私達の関わるサービスにも触れてもらっていて、初めてプレイするという方も見かけます。
いわゆる初心者の方と話していると「そんな視点があるんだな」と自分の中で当然になって気がつかなかったこともあります。
初心であるために自分の中で問いているのが、1つ1つのタイトルがどうこうというより、「ゲームとして楽しいのだろうか?」ということです。
長く楽しんでいただいているゲームである上、抜本的な変更が難しいこともあります。
ですが、遊びづらいところは直していき、大切なものは残していく。
お客さま目線で何を改善し、何を守っていくかを考えながらこれからも「お客さまにより良いもの」を提供していきたいと思います。
■次回予告
お楽しみに🎄
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