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日本人である私たち

一昨日、実に約5年ぶりに対面で講座を開催した。

海外生活の中では、当たり前と言えば当たり前だけど、自分が日本人であることを強く意識させられることがある。

歴史も文化も全く異なる4つの国での生活の中で、ずっと私が感じ続けてきたこと、それがきっかけで始まった、わが祖国日本と、自分のルーツである日本人への探求。

そこで得た知見は、多分、自分という人間のルーツにとって何より大切なものなはずなのに、今の日本でフツーに日本人として生活している中では触れることがない。

人々に”共通認識と”いうものが存在したこれまでは、それでもとりあえずは問題なかった。

けれど、今の日本の現状を見たとき、こ根本的な原因は一体なんで、これを改善するために私たち一人一人がやれることは何なのか?を考える前に、

同時に、多様性の時代を迎え、共通の”正解”というものが失われ、一人一人が自分の”正解”を見出していくことが必要となった現代に、

今こそ、私が多くの時間と情熱とお金を投資し、体験を通してこの身に染み込ませてきたこの知見をシェアしたいという思いは日増しに膨らんでいた。

だけど、世間では山積みの社会課題が毎日叫ばれていても、とりあえず自分の今の生活に差し迫って危機を感じていない人に、それを受け取ってもらえるのか??

その狭間でなかなか動き出すことができなかった。

そんな時、導かれるようにご縁を得て、あれよあれよという間に開催日を迎えた。

果たして受け取ってもらえるのか?という私の不安は杞憂だった。

顕在意識では無自覚でも、やっぱり命はわかっているし、求めているのだと確認できたような豊かで、希望を感じることができた。

沢山の移動と、それに伴う変化を重ねた私だからこそお伝えできるこのギフトを、もっともっと多くの人たちと分かち合っていこう。



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