1/130モデル JTA737-800 ジンベエジェットのメンテナンス
数年前に購入した同モデルの後部車軸が破損したためメンテナンス。
このモデルは、縮尺バランスもよく細部まで表現されているが、残念ながらプラスチック製の後部車軸は子どもの遊びに耐えうる仕様でなく、ダイキャスト制の重いボディを支えるにもやや強度が足りない。
そこで今回、破損を契機に強度耐久性ともに十分な真鍮製に交換。
ラフな設計図で大体の完成予想をイメージ。
プラスチック台座部分は全て取り外し、軸受けも含め全てを真鍮で自作。台座は1㎜真鍮板、支柱は2㎜真鍮棒、軸受けは3✕3㎜真鍮角材をそれぞれ整形。車軸抑えは0.25㎜厚真鍮帯からコの字にし、前後から0.8㎜ビス止め構造にした。
車輪はモデルのものを流用。
主翼の傾きに対し車軸が垂直に立つよう、1㎜銅板で写真(上)のように治具を製作し台座と軸のハンダ付け。軸受けもハンダ付けしドリル0.8㎜タップ処理にてビス止め可能に。
車軸カバーは0.4㎜真鍮板を形成。
補助ステイは1.0㎜真鍮板を形成。
主軸の受け口をつくり接着安定性と耐久性を確保。
台座に切り込みを入れ、ステイを瞬間接着剤で固定。
破損したプラスチック製と今回自作した真鍮製の比較。
最後にグレー塗装を施す。
塗装はラッカースプレー缶を使用。台座と支柱のみで、ほぼ十分な強度を保てている。
前方からの眺め。
何より、強度と耐久性を重視し、少しくらい乱暴に扱っても破損しないことが目的なので、少々のディテールオーバーは気にせずに。
側面からの眺め。
やっとメンテナンスが終了し久し振りのフライト。子どもたちも大喜び!
後部車軸のメンテナンスが終了し、
青空に向かって無事テイクオフ!
いってらっしゃい!
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