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君と僕は幼馴染

娘の中学生活が終わり、親しい幼馴染と一緒にお祝いする夜を計画しました。

3年前、娘たちが小学校卒業時には学校の一斉休講、卒業式や入学式も異例の形で行われ、中学時代が始まりました。

「受験」というのは 親子共にストレスの多いもので、3年前には頑張って受験した学校からの「補欠合格」。県立の中高一貫校だったので2月から3月末まで、夜中にストレスで目覚める春を送っていたことを思い出します。
結果、制服採寸、受け取り、3月31日になり、地元の中学へと進学しました。

私は、幼馴染のママたちに、「育児はどんなことがあっても大丈夫だよ」と背中をさすり、そして安心させてもらい、娘はそれよりもっと早く前を向いていて地元での中学生活がはじまりました。
その頃を久しぶりに思い出すと、あれ!なんだったんだろう。という位に、楽しそうな娘の3年間の姿を見ることができ、もう終わりなの?!という気持ちです。

コロナの不安も高校受験終了と、世の中のコロナに関する状況もどんどん変わり、人と会えるようになり、以前のような感覚に戻ってきたました。
そして久しぶりに幼稚園の友達親子で集まれる喜びは格別でした。
大人が5人、子どもは13人。

来客の準備をしながら、「幼馴染」という歌をついつい口ずさむ。これは私の学生時代していたYMCAのキャンプソングで可愛い歌なのです。


「君と僕は 幼馴染 石蹴りをして遊んだ
ちっちゃな胸になんとなく 君が好きだった

お母様が おやつですと くれたお菓子をふたりで
お縁側で食べたっけ 君が好きだった

真っ赤な夕日が お空を染めてる
なんだか急に さびしくなった

君と僕は 幼馴染 石蹴りをして遊んだ
ちっちゃな胸になんとなく 君が好きだった」 


(実際の幼馴染同士というのは、幼稚園、小学校、中学時代を過ごしていて、慣れすぎて「好き」とかそういうトキメキとは縁遠い様子です。)


 子どもたちが幼稚園から15歳になるまでのいろいろな思い出を共有する飲み会は、とても楽しいものです。

毎回、親たちはいつ私たちは仲良くなったか?という話題になり、かつて幼稚園で一緒にコーラスをしたことを思い出し、私たちの交流もすでに12年も続いているということに驚きます。そして毎回それに感謝をしています。

12年が経ち、子どもたちは高校生になり、私たち親も子離れの時期になりました。それぞれの仕事や、出会った愉快な出来事を話し、子どものことを話す時間が少なくなってきました。

上の写真はこの日のメインのケーキです。コストコケーキで、スポンジ生地やクリームの味、ケーキに何を書いてもらうかを事前に用紙に書いて予約します。当日に受け取るスタイルです。
お寿司、ピザ、パスタ 前菜を 親のテーブル、子どものテーブルに分けて楽しみました。

解散の時間になり、子どもを見に部屋を見たら誰もいなかったので、急に心配になって、まさか・・・抜け出したの?なんて必死で探しました。
180センチくらいある男子も女子もいるから、隠れる場所なんてないだろうと思っていたら・・・一人のママが指を差す。そのクローゼットを開けると・・・!  そこにいる汗だくになって隠れている子たちを見つけたときには、思わず大笑い。

育児って、本当に小さな楽しいエピソードや小話で溢れていて、どれもこれも忘れたくないものばかりです。

今後もお互いの生活について話し合って、笑いあえることを楽しみにしています。


中学卒業おめでとう!







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