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【家族新聞】家事は俺が全部やってるじゃん!!

ふと気づいたことがある。


最近の私は、ほとんど家事をやっていない。


昔から欽一さんは家事をやってくれることが多く、お願いするといろいろな雑用もやってくれる。

本当に助かるし、嬉しい限り。


週2回のゴミ捨ては、水曜日は欽一さんで土曜日は代々子どもがやることになっている。

夕飯のお皿も高い割合で欽一さんがやってくれる。



そんな日常だったんだけど

去年コロナで欽一さんが家にいるようになったころ、夫婦で散歩するのが日課になった。

そして事件は起きた。



横断歩道のない割と大きな道で、欽一さんがいきなり渡り始めた。

確かに車はあまり通ってなかったんだけど、通常私は横断歩道のないところでは絶対に渡らない。


でもこのときは、欽一さんと一緒に歩いているし、彼がいるから大丈夫だと信じてついて行った。

歩道の花壇の段差で転ばないように気をつけながら…


段差には気をつけていたのでクリアしたが、歩道に足をついたとたん平らになったところで、見事に転んだ。

先を歩いていた欽一さんは、慌てて駆け寄ることもなく、笑いながら近づいてきた。

私は情けないのと、悔しいのと、痛いのとで涙が出てきた。


その後、肋と手首が痛かったが、骨折はしていないと思った(若いとき骨折経験ずみ)のと、欽一さんに「病院に行ってもどうにもならない」と言われ、私もそうかもな〜と思い湿布を貼って様子を見ていた。



そのときから、手首が痛いのでお皿洗いは欽一さんの担当になった。その他にもお米を研ぐかかり。

何しろ手首が痛いので、重いものを動かす時はすべて欽一さん頼み。

大きなお鍋も洗えない。



そしてお風呂。

私は寒い中、お風呂を洗うのは嫌なので、基本、自分が入った後、湯船のお湯を抜いて洗うことにしていた。

最後に入る人が洗うと決めていたので、ほとんど欽一さんがやってくれていたんだけど、これもまた事件が起こった。


今年になってから寒波に襲われた朝。

娘が「ママ!お湯が出ないよ〜〜」
学校に行く支度ができず、悲鳴のように叫ぶ娘。

仕事に出ている欽一さんに急いで「お湯でない〜〜」とLINEすると「湯船にお湯がないからじゃないか?」との返事。

その場をどうにかしのいで、昼にはお湯は出るようになった。


それ以降、お風呂に入った後、お湯は抜かない。
入る前に湯船を洗ってから、お湯を入れることになった。

これも「博美が嫌なことはしなくていいよ」と、欽一さんがやってくれることに。



そして洗濯物。

以前から特に冬は虫も寒いのか洗濯物の中に虫が入っていることが多く、虫の嫌いな娘と私は靴下やパンツの中に虫がないかめちゃくちゃ確認して取り込み、欽一さんのいるときにしかそれをたためなかった。

すると、またまた事件は起こった。


仕事から帰ってきて洗濯物を取り込んでくれた欽一さん。

「博美〜洗濯物取り込んだからたたんで片付けてね」

「虫、出ない?ちゃんと確認して取り込んできた?」
と聞くと「俺がいるから大丈夫だろ」


いや〜大丈夫かな…と不安いっぱいで洗濯物をたたんでいると、いきなり

ぶ〜ん!!!!!!

ハチがいた。

「うげ〜〜〜〜!!!!!!!!」


大声で叫ぶと、慌てて欽一さんが駆けつけてきて
「マジか」と言いながら退治して、一緒にたたんでくれた。


その後、欽一さんがたたもうと手に取った靴下の中にもハチが。

「お〜〜!!!これ、焦るな」と言いながら、その後、洗濯物を取り込んでたたむのもやってくれるようになった。



ということで、家事のほとんどは欽一さんがやってくれる。

私は洗濯を干すことと夕飯のおかずを作ること、そしてたま〜に掃除。

夕飯が終わると、忙しく動き回る欽一さんに「ありがとね〜〜〜💕」と声をかけながら、本を読んだりテレビをみたりしている。



愛されてる〜と毎日のように実感しながら感謝しているが、いつか欽一さんに

「家事は俺が全部やってるじゃん!」と気づかれないかドキドキしている。


ココ育新聞『MURATA TIMES』より





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