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Apple銀行は何がすごいのか?〜ニュース解説〜

こんにちは

つい先日、あのAppleが遂にアメリカで預金サービスを開始したというニュースが世界中を駆け巡りました。

あの世界的なテック企業が遂に金融サービスを開始したということで話題になっています。

今回は、Apple銀行の凄さと、日本ではいつ導入されるのかを解説していきたいと思います。

1.Apple銀行の概要
→アメリカで4月17日に始まったAppleの預金サービスになります。
同社のクレジットカード「アップルカード」の利用者を対象としたものであり、Walletアプリで開設可能です。
またアカウントに紐づけされた銀行口座やApple Cashの残高から入金や送金が無料でできるようです。

このApple銀行が大きな話題を呼んだ大きな理由が、
4.15%という破格の預金金利にあります。

アメリカの金利は平均で0.37%なので、実に10倍以上の金利になります。
日本の平均金利は0.001%なので、何と4000倍以上になるわけです。

これが実現したら、ほとんどの日常に必要なサービスがAppleで済むことになるので、私たちとしても便利になりますし、Appleとしても顧客の囲い込みができるので、Win-Winというわけです。

それでは、この夢のサービスは日本に上陸するのでしょうか?

2.日本には上陸するのか?
→結論から言うと、日本での導入予定はまだ未定であり、導入されてもアメリカほどの金利は望めないのではと言われています。

結局期待を裏切るような答えになってしまい大変恐縮ですが、
理由を説明していきます。

まず日本上陸に関しては、現時点で何も発表がないだけで、
他国と比べてiPhoneのシェア率が高い日本は上陸の可能性が十分あると思われます。

金利に関してはアメリカとの為替リスクや資金の調達・運用面での課題から同程度の金利は望めないのではと考えられています。

また日本では、auやSoftBankなどの大手キャリアがiPhoneの販売代理店を兼ねており、それらが保有しているネットバンク(au銀行、PayPay銀行など)と差別化を計っていかなければ潰し合いになりかねないため、そこの調整もしなければなりません。

非常に魅力的なサービスですが、右から左に流せるほど日本上陸は簡単な話ではないようです。

今回はApple銀行の凄さと日本上陸の可能性について解説してきました。

私もiPhoneユーザーでこのサービスは非常に期待をしているので、
日本上陸を気長に待ち続けたいと思います。

皆さんにとって今回の話が少しでも有益なものになれば幸いです。

ではまた

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