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他人事では無い2030年問題2⃣

他人事では無い2030年問題1⃣でも挙げましたが

あきらかに変わる後継人口

今現在も問題視されている高齢者社会が
2020年~いよいよ加速されてきます。
と同時に
女性の就業率があがるに連れて
結婚しない選択も増えてきました。
女性に限らず男性も同じ傾向
当然、出生率は下がります。
後継人数が減る事で
企業にとって一番欲しい労働力がない状況になります。

年々平均寿命は上がっています。
定年が繰り上がって70才になるとしても
人不足や生活維持のために定年後も働く人が増えます。
もちろん専業主婦であったとしても企業が労力として
求めれば就業する高齢女性は増える事になります。

企業に限らず地方でも同じことが起こります。
生産農家の場合など後継者がいなければ
辞めざるを得ない状況に。
過疎化が進み市町村として機能しなくなる。
国内で生産できない野菜や家畜に関しては
諸外国からの輸入に頼らざるを得ない。
当然の事、物価は上昇します。

深刻な年金問題

2021年では1人の年金を支給するのに
2人の若年層が支えていました。
高齢化が加速する事で1人で1人の年金支給を
支えなければいけない時代がやってきています。
支給基準を維持するためには
1人が2人を支える時代へと移り替わって行くのも
時間の問題でしょう。
厚生年金・健康保険共にどんどん控除金額は
増え続けるのです。


当然の事、若年層は子育てどころではないでしょう。
昇給があっても控除金額が上がり、物価の上昇など
一生懸命働いても豊かさは感じられなくなります。

医療費・介護問題

高齢者が増える事は年齢による体の衰えから
病気になったり
介護が必要な人たちが増えるのです。
今現在でも病院関係や介護関係の人材不足が
報じられています。
もっと深刻な時代がやってくると思われます。


総合医療の出来る病院が経営困難になる。
介護が必要な人の受け入れ先が無くなる。
高齢者・介護該当者との同居が促進される状態に
遅くともやってくると推定されます。

まだまだ問題は山積みですが

明らかにやってくるこれらの問題を
日本政府は、どのように捉えて
どのように対応して行くのでしょうか?

2017年1月25日に内閣府が出した

2030 年展望と改革 タスクフォース報告書

32ページに亘る報告書ではありますが
昔の人が言う「絵にかいた餅」そのものです。

現状を踏まえて個々人が
自分の人生を考えて行く事が大切になってきます。
家族を守り、自分を守り、子どもの未来を守る為に
するべき事は何なのかを考えてみる、
良い機会だと思います。

もう、6年しか無いのです。



















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